秩父三十四観音巡礼 三日目 | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。

 


三日目、
十五番札所 少林寺からスタートです。

 

 


境内は牡丹の花が咲きほこってました

十一面観音も・・・

明治の神仏分離令以前は、
十五番札所は秩父神社境内の蔵福寺だったそうです。
廃仏毀釈により、こちらが十五番に。

秩父事件で殉職した警察官2名のお墓があります。
政府側の犠牲者は、手厚く立派なお墓です。
民衆側は、闇に葬られようとされてましたね。
どちらも、経済発展のための犠牲者です。
人の命など、どうでもいいんですね。





十二番札所 野坂寺

 



門の、真ん中に太い柱のようなものが見えますね?
それは、こちらです↓

三面の観音さま。
三面大黒天は、たまに見ますが・・・

この後ろには、この像が↓

白い蓮の花の観音さま

これを彫った人、かな~り感得してらっしゃるのでは?

こちらの二面像なんて

斧を持って、日本の土地を開拓した
両面宿儺(りょうめんすくな)みたいだな・・・

とか考えながら・・・
境内へ・・・

巡礼の装束の団体さまがいました。







二十六番 円融寺


こちらも、牡丹がたくさん咲いてました
いいなぁ~お花の中に入れて


ここの奥の院はぜひ行きたい!!
と、がんばって行くことに。

工場内を通って・・・

山の中へと入って行きます・・・
途中で出会った、
伊勢山神社(手前は、土俵です)

昔々、この村の長次郎さんが、三重の伊勢神宮へ参拝し
お札を持ち帰ってきたのを、村の人々が拝みに来るので
自分のものにするより、皆に拝んでもらおうと
ここに神社を建てて、お札を納めたのだそうです。
車も電車もない時代、伊勢まで往復するなんて命がけ。
長次郎さん、イイ人だなぁ~

境内にある、八坂神社

側面の木彫りが残ってました。

背面は、剥がされてました。

稲荷の子狐のポーズがなんとも・・・


こちら↓は、蚕影様と書いてありますね。
この、右側には、諏訪社がありました。
左側は、産泰?様と書いてあります。


まだまだ山登るぞ~~~


そして、やっと!!奥の院到着!! 


横には、大岩があります。

この階段の奥には
石仏がたくさん並んでます。


奥の院の裏にも、まだ道は続いてます。

行ってみました。

すると、小高い突起した岩が2箇所あり
その上に乗るよう、お告げが来ました。

天からの発信と、大地からの発信を結ぶ
送受信器になってきました

もう一か所、高いところがあるはずだ
と、思ったら、そこには如来さま


その先にも、惹かれたので行ってみました。

すると、こんなものが・・・


さっきの観音像は、正徳4年ということは
1715年かな?そんな昔に、運んできたものなんだね。
重たいのに、担いで上がってきたんだろうね・・・

このお堂の中心の柱に、こんなものが・・・




向こう側は、岩の崖っぷちです。
降りてみました。

この階段の上に、修験道のお堂が建てられてます。
階段を昇ってる人達は、羊山公園から歩いてきた
と言ってました。
歩くのはいいけど、階段はキツイ!と言ってました(笑)




二十七番札所 大渕寺

本尊の観音様は、弘法大師が彫ったものらしい・・・

ここは、大きな護国観音が有名だそうです。
ここだよ~ 


昭和10年に作られたそうです。

足元にはこんなに素敵な水場も・・・金魚がいるよ





二十八番 橋立堂


鍾乳洞もあるけど、時間がないので
またいずれ・・・
(鍾乳洞の中が奥の院だそうです。
他にも行きたかった奥の院、あるし!)

こちらもスゴイ岩場です!!



馬頭観音が本尊です。
こちらには、左甚五郎作といわれている神馬像

気になったのは、手前の、納豆みたいな藁のもの。
先祖代々供養と書いてあって、名札が刺さっています。
納豆のように絆(糸)がつながっていくように・・・
ということかしら?




二十九番札所 長泉院


ここには、龍に乗った女神が現れた霊験絵巻があります。

また、あの★古文から訳して抜粋します

里人が誰も足を踏み入れたことのない山に、
夜な夜な
龍女が現れ、灯篭を捧げていた。
そこで、錚々たる顔ぶれの僧侶や巡礼の者を選び
龍女が現れる山頂へと登っていった。
洞窟を見つけ、生茂る笹をかきわけ入っていくと
観音像があった。それを見た名僧は
「これは慈恵僧正の彫刻にちがいない!」と言い、
太古の例にならい、この山を仰ぎ信仰せよ
とのお告げであると判断した。
さらにその上の、また別の磐石の上に
面善円浄満月のごとく、金色の身体の浄山王のごとき
阿弥陀如来の像が座っていた。
老僧いわく、「観音の上にましますことは
観音はこの如来の中に在りとの意味であろう
ことさら敬い、信仰せよ。
このようなことができるのは、
那羅延神(ラーマヤーナ=ヴィシュヌ)でしかあるまい。」
そして、里へ降りると
若い僧が背負っている箱の中から石を二つ取り出し

里人に授け、山頂での龍女からの言葉を伝えた。
私は熊野の神である。
同行しているのは寛和上皇、白河院の御霊と
権化の衆たちである。
疑いを持たず、信仰の志を持ちなさい。

と龍女は告げて、十以上の神霊権化と
一陣の風とともに飛び去って行った。と老僧は語った。
里人は感歎して、本尊(観音)を祀り
阿弥陀仏を奥の院の本尊として、今に至る。
この山には、熊野で見る木々があり、
熊野三山の風景を見るが如し。

秩父霊場の解説には、本尊は行基作となってますが
慈恵大師なのでしょうか?
そのへんは、洞窟の中で見つけたってことなので
誰の作かは推測でしかないでしょう。
そして、
龍女が私は熊野の神であると言ったと。
龍に乗った女神です。
誰だったっけ?

この絵は、大磯の六所神社所蔵の
稲田姫の絵です。=白姫ね(*^^)v★

本尊の観音さまと、ご縁を結びます。



三十番札所 法雲寺


楊貴妃の鏡
天狗の爪
龍の骨
十字架の石仏
などがあるらしいですが・・・


赤い傘が可愛いです

ご縁を結びます





番号を一つとんで
三十二番札所 法性寺

般若山ということで、般若のお面があります。
お船観音といわれていて
舟のような形の岩盤の上に建てられているようです。


この先へ行くと、道が二手に分かれていて
奥の院へ行くには、この岩をくぐっていきます。
佐賀パドメツアーで行った★巨石パークを思いだします

奥の院、行きたいけどまた今度・・・
で、本堂に着きました。

上にあがって、拝ませていただく


お堂の裏側は、こんなかんじ

お邪魔してますm(_ _)mとご挨拶。

戻ろうとして、岩のトンネルを見つけたので

入ってみた(*^^)v

ここを抜けると、奥の院への山道に出ました。
奥の院へは、片道30分くらいとのこと。
この↓木と木の間のくぼみに奥の院の観音さまがいます。


ここだよ~


こちらのお寺で売っていた きゃらぶき
近所のおばあさんが作るそうですが
絶妙な味付けで、めちゃウマでした!
「いつもあるわけじゃないのよ~」と、おっしゃってました。

こちらは、住職さんが描いた絵




三十一番札所 観音院

石仏の仁王像は、珍しいとのこと。
だから、日本一の(石仏の)仁王像なんですね。

ここもまた、すごい岩盤のところに建てられてます。


この左側に、
行者の水垢離の池、聖浄の滝があります。



この左側に、弘法大師が爪で彫ったといわれる
磨崖仏




こちらのお寺には、東奥の院と西奥の院がありますが
西奥の院は通行止め

いつか、行きたいです

東は、すぐ行けるようなので行ってみました。

想像もつかないくらい古い地層


奥の院のお堂です。


その後ろに、祠


ここから、西奥の院への道のり?が見えます。

石仏がたくさん並んでます。

ブログには書いてないけど
2012年11月に行った、房総半島の日本寺
あそこも、こんな感じで石仏がいっぱいあります。
今度、パドメツアーで行きますか
↓日本寺の一か所

(茶色のものがなんだったのか、確かめたい)

胎内くぐりもあるようですよ




高さをわかってもらうために
私の膝小僧を出してみました。




とうとうラスト一つです!!
三十三番札所 菊水寺(長福寺)






実は、一日目の一番札所で
持鈴(じれい)を見つけて、買おうかどうしようか悩みました。
でも
「最後のお寺で、あったら買おう」
と決めて、買いませんでした。

売ってるお寺は、多くないし
最後にどこのお寺へ行くかもわからない。

けど、ありました

とても良い音です

マイ寺院で、祈祷を聴いていた時に
この持鈴がりりりりりりりりり・・・と鳴った時
ほら!門が開いた!入りなさーい!
と、頭の中で誰かが言って
知らずに背負っていた未成仏の霊が成仏したのが
私が御霊を成仏させた初体験です。
★この記事にも書いてます。

これで
天の門を開いて
救いを求める多くの御霊を
いっぺんに天へあげることができれば・・・
と、自分に新しい目標ができました。
がんばります