向かいあわせの神社 | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。



先日行った、秦野市の
白山神社


天神さま
 
は、
龍が娘を迎えに来た伝説のある
室川(むろかわ)をはさんで
丘と丘で向かい合わせになっています。
(訪れた時のアメンバー記事を、公開にしました。コチラ

もともと、このあたりは
秦氏族が大勢住んでいたから
秦野という。
大昔から、酪農や養蚕が盛んで、
チーズ(醍醐)などは大昔から普通の食べ物らしい。

天神さまは、ほぼ、菅原道真を祀るとされてますが
元々、天神さまというのは菅原さんじゃないですね。
天の神様=雷神のことです。
菅原道真の死後、菅原さんを左遷した方々が会議中に
落雷炎上
左遷に関係した者たちが死傷したことで
火雷天神が菅原さんをいじめた人たちを
こらしめたのだとされ
それがだんだん、
菅原さんが天神さん
みたいになって
あちこちの天神さまが、菅原さんになっちゃった(笑)
(落雷事件のせいで怨霊扱いされますが、違いますよー
 天罰が下っただけのこと。菅原さんは何もしてません)

だから、古くからある天神さまは、
元は雷神さまを祀っているということです。

社殿の隣の摂社をまとめたらしき社の中・・・
 
真ん中がスサノオです。
 

ということはですよ・・・
わざわざ白山神社と向かい合わせになってるのはなぜか?
(おかげで、こちらの天神さまはあんまり太陽が当たりません(笑))

先日、
熱田神宮(スサノオを祀る)の境内の、
今まで立ち入り禁止だった場所が公開になったら
そこにセオリツヒメの社があった
というハナシを聴きました。

セオリツヒメとククリヒメは同一であるという見解が多いですよね。
私も同一だと思います。
瀬織津(セオリツ)姫と、十一面観音菩薩
菊理(ククリ)姫と、十一面観音菩薩

白山神社は、
ククリヒメを祀る神社。


スサノオの妻は、イナダヒメです。
ヤマタノオロチの話しも、
オロチそのものが日本の国土ではないか?
という見方もあるようですね?
日本は山と滝と川と海。
いたるところに滝=龍がいるわけです。
 
もし、イナダヒメとセオリツヒメが同一であるならば
日本中の滝にセオリツヒメ=イナダヒメが立ったのならば
スサノオと共に日本を神の国とするために
夫婦で行脚したということではないかな???
と思い始めました。
 
だから、このラブラブ道祖神が日本中にあるのではないか?
このポーズで
あっちこっちでラブラブしてたんじゃないのでしょうか?

出雲で行った須佐神社
スサノオが自分の終焉の地とした場所らしい
 
その向かいには
アマテラス社があったのですが
 
でも、かたわらに

 

そして
出雲の日御崎神社 
 
ここも、スサノオ社とアマテラス社だったけど
アマテラス社に

 
これはご神体のミニチュアのお守り
 

蛇といえば・・・
イチキシマヒメ=弁天様であり
弁天様=セオリツヒメですよ。
セオリツヒメとククリヒメは同一で
ククリヒメは十一面観音である。
それが必ずスサノオの傍らにあるってことは

蛇を祀る社というのは
スサノオの妻
イナダヒメを祀っていた

ということなんじゃないですか???

なぜアマテラスにすり替えられたのか?というのは
続☆亀は龍の子供らしいの中の記事で書いた
これですよ・・・これ
  ↓  ↓  ↓
出雲系の神様とは、
スサノオがイナダヒメと共に日本へ辿り着いてから
アマテラスの子が天孫降臨して日本に来る前の

何千年も間
日本を開拓して、平和で安定した世を司っていた
アマテラスより先に!日本にいた神様たちです。
その過去の文献は、
天皇の権威を脅かすとされて
古事記・日本書紀が書かれると同時に
全て末梢されてしまったのでしょう。

天皇を日本の絶対神とするために。
そして、仏教を広く伝道すると同時に
古代神=出雲の神々の存在も各地から消されていき
あちこちの神社にアマテラスを押し付けていったのです。
(天皇を否定するわけではないです。
 昭和・平成の天皇、大好きです)