じゅんてーカミング | 心に光を呼びます Padme★yuki

心に光を呼びます Padme★yuki

誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。




2012年12月28日に書いたアメンバー記事を
公開記事にしました。


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8月の末、秩父へ巡礼に行った時に、道を間違えて出会った
語歌堂。
そこで初めて知った
准胝(じゅんてい)観音菩薩
(タイトルの、じゅんてーって、准胝観音のことね)
 
写真は、滋賀県の黒田観音寺の観音像(平安時代)



准胝観音菩薩とは、
どんな存在か・・・

以前、十一面観音菩薩についての記事を書きました。
その時に、
六道界を見守る
それぞれの菩薩さまがいると書きました。

地獄道=聖観音
餓鬼道=千手観音
畜生道=馬頭観音

修羅道十一面観音 
      (まさに今の世は争い奪いあう修羅道)
人道=准胝観音
      (今の世は人の道にあらず)
天道=如意輪観音


准胝観音が教える人の道とは
心の救済を主体としていて
清穢(じょうえ=清いもケガレも)問わず
出家・在家を問わず
肉も食べ、酒も飲み
伴侶も子も持つが、
仏道を達成する。

仏母とも言われ、すべての菩薩の母
菩薩が如来になる為のアシスト的な役割をも担う。

空海は、高野山の開基の際に、
僧房の次にまず准胝堂を建立し、
准胝観音を弟子たちの得度の本尊としてお祀りした。
のちに高野山が荒廃した際にも
僧俗の手によって庫裡にこの准胝観音を安置し守り続けられた。
それゆえ、准胝堂の建て替えが行なわれる昭和の時代まで、
高野山では准胝堂で僧侶の得度の儀式が執り行なわれていた。


六道の観音の中では唯一の女尊。
(本来の菩薩さまたちに、性はないみたいですが)

インド(ヒンドゥー教)の、女神ドゥルガー
仏教に観音として取り入れられて、
准胝観音菩薩となったらしい。
こちらが、女神ドゥルガー ↓
 
ドゥルガーは、シヴァ神の最愛の妃・女神パールヴァティが
魔神アスラ軍と戦うシヴァ神を助けるため、
戦うために変化した殺戮の女神。
奇魂(くしみたま)ともいうべき憤怒相だね。
さらにエスカレートすると破壊の女神カーリーになる。
             ↓
 
戦いに勝利して狂喜乱舞するカーリーの絵。
(アタシャ、これが千手観音だと思ってます)
自分の身体をクッションにして地震が起きないようにするシヴァ神。
シヴァ神の顔が、幸福そうで素敵愛を感じるわ

戦いがない時は、穏やかで優しいパールヴァティ
 
二人のあいだの子に、ガネーシャがいる。

稲荷と狐は私たちの家族の記事で書いた
女神ダーキニーは
 
破壊の女神カーリーの従者とされているが
男女の営み(タントラ)を象徴し、生命創造の女神ともされる。
破壊は、
新たな創造を生む

ということか・・・

話がそれたように思うかもしれないけど
そうではない。


今の世=修羅道から
次世代=人道へ移行するには
なんらかの破壊を通らなければならないはず・・・

准胝観音菩薩=女神ドゥルガー、カーリー
ということならば
破壊ののちに
創造があるはず・・・
その世界こそが、弥勒の世

弥勒の世
そこへ到達できる者とは
心が整っている者・・・
人の道、 准胝の心がそなわっている者・・・
酒も、肉も、セックスも楽しんでOK
だけど、節操を知る者
楽しめることに、感謝できる者
他者を思いやり
助け合うことができ
信頼しあうことができる者
言葉がなくても通じ合える世界なので
隠しごとなどできませんので
今からちゃんとクリアーにしておいてね


難しいことなんて
ないでしょ?


みんなで行こうよ
弥勒の世