青汁から健康阻害物質
◆発ガン性が疑われる「硝酸イオン」が大量に検出
野菜の葉部分や地下水に多く含まれる硝酸イオン。化学肥料や農薬の窒素分が土壌で変化し、
硝酸イオンとして野菜などから人間の口に入る。以前から「体内で還元されると、発ガン性物質・ニトロソ化合物の 生成に関与する恐れがある」として科学者や消費者団体から指摘されている硝酸イオンが「青汁」製品に多量に含まれていることが明らかとなった。
名古屋市消費者センターが青汁を商品テストしたところ、商品一銘柄から、100g中4000㎎を超える硝酸イオンが検出された。
同センターが検査したのは、主原材料が大麦若葉の商品四銘柄、ケール2銘柄、 稲、ゴーヤ、ほうれん草、 モロヘイヤ、小麦若葉、アルファルファが各1銘柄ずつの合計12銘柄。イオンクロマトグラフィー法で測定したところ、大麦若葉の青汁1銘柄から、4116㎎(100㎎中)の硝酸イオンが検出された。
他商品の平均は360㎎(同)。この商品だけ突出している。
同センターによると、この商品は、乾燥させた大麦若葉を粉末状にしたもので、輸入品だという。他の大麦若葉製品3銘柄の硝酸イオン量が412~621㎎であることから、「同じ製品でも含有量は様々で、生育環境による影響が大きいのでは」と分析している。
硝酸イオンについては、1995年、FAO(世界食糧農業機関)とWHO(世界保健機構)の専門家会合が、 一日の許容摂取量(ADI)を定めている。それによると、体重1㎏あたり3・7㎎、体重60㎏の人の場合、222㎎と
なる。問題の青汁を毎日2回、スプーン一杯(約3g)摂取した場合、硝酸イオンの摂取量は約247㎎となり、体重60㎏の人でもADI値を超える。
日本人は普段の食事からどの程度の硝酸イオンを摂取しているのか。3年前に厚生労働省が調査したところ、日本人はADI値以上に摂取していることがわかった。特に多いのが乳幼児。同省によると1~6歳ではADI値の約2・2倍、次いで7~14歳は1・6倍、20~64歳でも1・3倍も摂取している。
野菜に含まれている硝酸イオンは、水洗いや茹でるなどの調理過程で半分程度減らすことができる。厚労省の摂取量調査では、調理過程が考慮されておらず、 実際の摂取量は少ない可能性もあるが、食事から多量の硝酸イオンを摂取して いることが明らかとなった。普段の食事に加え、問題の青汁を摂取すると、ADIを数倍超える硝酸イオンの摂取量となる。特に許容量の小さい子どもには要注意だ。大量の硝酸イオンが含まれた青汁は問題がないのか。
■厚生労働省は「現在、 FAOやWHOにおいて発ガン性などのリスク評価を含めた硝酸イオンの調査研究が行われており、その結果をまって、必要があれば対応する」としている。
■農林水産省は今年7月、消費者から安全性についての質問が多いとして、ホームページで情報提供を開始するとともに、野菜中の硝酸イオン減少へ向け 研究中だ。名古屋市の商品テストで初めてわかった青汁の硝酸イオン量。乾燥し微粉末にした野菜類は特にその成分が濃縮される。他の健康食品も、同様の危険性が潜んでいる可能性がある、としているそうだ。
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健康のために青汁を飲んでいる方は多いらしい。
私は麦がアレルギーなので飲まないのですが。アレルギーがなかったら飲んでいたかも知れません。健康に良いと思っていた青汁に健康を脅かす成分が入っていたことに驚き記事にしてみた。
毎日の食事が如何に大切かをもう一度考える必要があるのかな~
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