受験生の勉強を見ているのですが、その子がやる気になりません。
いろいろと勉強する意義やその必要性を話しているのですが、なかなかそれが伝わらない。
もし、その子に対して「やる気のない子」とレッテルを貼ることは簡単でしょう。
しかし、それでは何も前に進みません。
「自分がその子のやる気を出させるのに失敗している」
そう考えると、いろいろ対処の仕方もあるというもの。そのような考え方を「自分が源泉」と言います。
何でもそうですが、人のせいにするのではなく、自分に何ができるかを考えた方が、対処の仕方も考えられるというもの。それによって、状況に対して変化を起こす可能性も高いような気がします。
その点で、その子に、こんな話をしてあげるのもいいかもと思いました。(ちなみに、この話は、大嶋啓介さんのメルマガからの引用です)
===ここから===
【あなたは今、何のために仕事をしていますか?】
中村文昭兄さんの講演の中で、教えてもらったこと。
仕事をする心構えには、4つのタイプがある。というお話。
1.ライスワーク
ライス(飯)のために、生活のために仕事をしている人。
2.ライクワーク
好きなことを仕事にしている人。
3.ライフワーク
仕事=人生。人生をかけて仕事をしている人。
4.ライトワーク
人に光を当てる人。灯火のような存在の人。
文昭兄さんの話を聴いて、親父のお葬式を思い出しました。
親父のお葬式は、三重県中の警察官の仲間が何百人と来ていただきました。本当にたくさんの方に見送っていただきました。
親父の親友が毎日のように線香をあげに来てくれました。親父のことを話してくれました。
「お前のお父さんに出逢って、俺は人生が変わったんや。」、「お前のお父さんは、仲間と本気で向き合う人情味のある男やった。」
親父の生きざまがわかった瞬間でした。僕も親父のような生き方をしたい。それが僕の原動力です。
親父は、まさに、ライトワークの人生だったと思います。僕もライトワークを目指します。
===ここまで!===
「できることなら、ライトワークをしたい」と私は思う。
「あなたに会えたからこそ、自分が変われた」
そんな風に言われるような仕事をしたいと私は思う!
常日頃から子供にこんな話をお父さんやお母さんが話していたら・・・
ただ、一回だけ話して聞かせても、何も変わらないでしょう。
でも、そんな大人が身近にいる子は、幸せだと思います。