子供に対して絶対に言いたくない言葉。
それは、「君には無理だよ」。
なぜならば、本当に無理かどうかなんてわからないから!
その点で、次の話をご覧ください。
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彼はどんなときもその言葉を信じようとしなかった。
自分に対してその言葉を絶対に使わないと約束していた。
その言葉とは、
「君には無理だよ」
この言葉を使いたがる大人を信じてはいけない。
大人たちは自分と同じように夢をあきらめてほしいと願っているからだ。
彼はバスケットボールに出会い、有名高校でスター選手になることを夢見た。
しかし神様のいたずらで、彼はバスケットボールでは無名の高校に強制的に入学させられる。
それでも少年は夢を信じ、誰よりも熱心に練習をした。
高校のチームに勝利をもたらすことに最善をつくした。
1年生にもかかわらず試合で36得点をあげ、「マジック」という名で呼ばれるようになる。
そして大学に進学した彼はプロにスカウトされる。
プロチームでは、長身だった彼にポイントガードと呼ばれる、通常、背が低く、器用な選手がつとめるポジションが与えられた。
それは、チームの「司令塔」的な役割を担うポジションだった。
まわりは、「君には無理だよ」と猛反対した。
それでも彼はあきらめなかった。
そして、彼は少年時代からのあこがれの選手とともにチームを優勝へと導いたのだ。
彼はトップ・スター・プレイヤーとなった。
彼の名はアーヴィン・ジョンソン。
人々は彼をマジック・ジョンソンと呼ぶ。彼は次々とマジックを起こした。オリンピックでは金メダルを取った。
32歳のとき、HIVに感染し、引退したが、その後再挑戦し、復活を果たした。
ビジネス界でも成功した。
アメリカ・プロバスケットボールリーグNBAを有名にした、歴代最高のポイントガード。
NBA50周年のときには、「歴代の偉大な50人の選手」のひとりに選ばれている。
彼は50歳になった今もその言葉を信じない。
そして人生にマジックを起こし続けている。
あなたの人生にもマジックはいくらでも起こせる。
「君には無理だよ」
その言葉を信じなければ。
その言葉を発する人はドリーム・キラー。
ドリーム・キラーには耳をかさず、自分のまわりを情熱であふれ、
夢を持った人たちでかためよう。
あなたは夢をかなえるために生まれてきた。
あなたは幸せになるために生まれてきた。
あなたは愛されるために生まれてきた。
「情熱思考」夢をかなえた45人の物語
是久昌信著、中経出版より
=====ここまで========
「君には無理だよ」
これって、案外言いがちな言葉です。
それは子どもに対しても、自分に対しても!
その言葉、ぜひとも避けたいものですね。
もし、「無理」と思っても、ぜひ心がけるといい言葉が、
「もし、できたとしたら・・・」
それによって、意識が変化するのに気がつくでしょうか?