ピンポーン♪
土曜日に、勇気づけ勉強会を終えて、自宅に帰り、ゆっくりしていると、玄関のチャイムが鳴りました。
ドアを開けると宅急便のお兄さんが!
「お荷物で~す!」
また、仕事の関係の荷物だろうと思い、玄関を開けると・・・
違いました。
ある方から荷物が届いたのです。
中身をあけると・・・いろいろなお菓子と共にCDが入っているではないですか。
そのCDとは?
中村文昭さんのCDです。
荷物を送ってくださった方は、長崎でエリンギを育てていらっしゃるエリンギ職人こと山田さん
です。
実は山田さんには、以前にもエリンギや福岡で行われた中村文昭さんのCDを送っていただいたことがあります。
それも元はと言えば・・・
以前このブログで、“中村さんのCDを差し上げる”との記事を書いた時に、山田さんが聞いてみたいとコメントをいただいたことがきっかけです。
そして、CDをお送りしたところ、お返しにエリンギをお送りいただいたのです。
そのエリンギの立派さと言ったら・・・
話を戻しますが、
なんとCDを聞いたご主人様が中村文昭さんのファンになってしまわれたようなんです。
3月に福岡で中村さんの講演があって、それに行かれたようで、その時の音声をCDに焼いて、送ってくださいました。
そして今回も6月に長崎の平戸で中村さんの講演があり、その音声をまた、送ってくださったのです。しかも、たくさんのお菓子と共に!
もし、ブログをはじめていなかったら、絶対に出会うことのないご縁です。ご縁に心からの感謝を申し上げます。
さて、CDですが、届いたその日に全部聞きました。
(約2時間半)
やっぱり、心を揺さぶられました。
なぜかというと・・・
中村さんは、三重の田舎で育ちますが、中学の時にいじめに遭い、それが理由?で、高校生のときには、悪いことばっかりして、停学を何度も経験します。
(アドラー心理学的には、所属感(居場所)を得るために、注目行動として、悪いことをしていたのでしょうね)
ある時は、○ャスコに注文を取ってから万引きに行き、見つかったり、ある時は、となりの女子大の天井裏から女子更衣室をのぞきに行って、あまりにも大勢の友達を誘い過ぎたので、天井が破れて、大変なことになったり!
破天荒な行いで、あわや高校も退学ということになったのですが、卒業だけははたします。
その後、中村さんはお兄さんが住んでいた東京に転がり込み、そこで、人生の師匠に出会います。
その出会いによって、中村さんは、大きく人生の方向を変えることになるのです。
ちなみに、その師匠ですが、それは、それは厳しい人だったようです。
ある時、中村さんは、師匠からジュースを買いに行くように頼まれます。
暑い時だったので、ちんたら歩いて買いに行くのですが、ジュースを買って戻ると、師匠が鬼のような形相でにらんでいる。
「何かやってもうたかな?」
と思った中村さんは恐る恐る師匠に買ったジュースを渡すと、
「中村、なぜ、走って行かなかった?」。
中村さんの師匠は、人を喜ばせるということに焦点を合わせている人でした。
「もし、普通に歩いて買いに行って、普通にジュースを手渡しても、お前のことなんか記憶に残らん。でも、一生懸命,走って行って、ビックリするくらい早く帰ってきて、汗だくになって、ジュースを手渡してみてみろ! そしたら・・・」
確かにそんなふうにされたら、記憶に残りますね。
頼まれごとは、試されごと!
それが、師匠のもとで働いていた人たちの合言葉だったそうです。
そんな厳しい修行を経て、中村さんは、飲食店を経営するようになり、成功していきます。
そして今では、年間300講演をこなしつつ、引きこもりの若者たちを農業という舞台で活躍させたり、疲れた先生たちを元気にするプロジェクトを行ったり、活躍の場を広げているのです。
CDは、そんな内容が満載でとっても元気になれます。ぜひとも中学生や高校生の子たちに、聴いてほしいと思いました。
学力よりも人間力! その大切さを知ることができます。