●家庭内の関係は民主的(対等)ですか? もし、そうでないなら、治療よりも予防! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

おはようございます。



毎日、暑い日が続きますが、体調はいかがですか?



さて、きょうの記事ですが、



民主的な環境が、精神的発達にとって、最もためになるようだ



多くの研究者が、家庭内の雰囲気と親と子の関わりを調査したところ、上記のような結論に達したとか。



さらに、さまざまな研究結果は、民主的な家庭は、健康によく、創造的な雰囲気をつくり、その中で子どもは自分の能力をフルに発揮することを、強く支持している。



臨床心理学者のトマス・ゴードンはその著書の中で上記のようなことを書いています。



(民主的という言葉自体が違和感を感じさせますが、親と子が対等という意味で、ゴードン氏は使っているようです)




そしてさらに民主的な家庭で起りえる事柄を次のように示しています。




○拒絶と屈辱が少なくなる



○ストレスや病気が少ない



○問題解決能力が強化される


○敵意と怒りが減る



○恐怖がなくなる



○責任感とセルフコントロールが高まる


○自分を傷つける行動が減る


○社会生活の技能が向上する



細かい説明に関しては、本を読んでみてくださいね。



◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆-関係ないけど海

大洗の海です!真っ青ですね!


さらにそれによって、子どもは次のような特質を持つようになると説明しています。



○子どもは家庭内で自尊心を得る。


○責任を持つようになる。


○自信を強くする。


○自分を律することを学ぶ。



○親密な友情を発展させる・・・・・


つまり、精神的にも肉体的にも社会的にも健全になる。


もし、家庭内の環境がゴードンが指摘するように民主的であれば、確かに子どもは健全に育つことでしょう。



自ら考え、行動し、失敗してもめげない。



責任感があって、自信があり、友達も多い。


しかし、子どもさんが自尊心がない、責任をもてない、自信がない、自分を律することができない。



つまり、精神的にも肉体的にも社会的にも健全でない要素があるとすれば・・・・・


また、子どもさんに何かの問題があるとすれば・・・・・


それは家庭内に、何か民主的でない要素があるということなのかもしれません。


お母さんの対応の仕方がどうこうと言うよりは、そんな事実があるかどうかを知っているか知らないか!



その場合、どうしたらいいでしょう?



そのままにしますか?



それとも問題が大きくなる前に何か手を打ちますか?



コーチングでもアドラー心理学でも親業でも何でもいいので、コミュニケーションのスキルについて学んでみることをお勧めします。




なにかの解決の糸口が見つかるかもしれません。


参考図書


自立心を育てるしつけ―親業・ゴードン博士/トマス ゴードン
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