●お母さんが気持ちを伝えるだけで、子供が動く! そんなメッセージの作り方とは? | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

この夏、初めて蝉の声を聞きました。


ニーニーゼミです。


夏本番ですが、熱中症には気をつけてくださいね。


さて、本題に行きましょう。


子供が宿題もしないで、ゴロゴロしています。


そんな時、どんな言葉をかけますか?


きっと


「いつまで、ゴロゴロしているの?ちゃんと宿題やりなさい!」


なんていうことが多くありませんか?


しかし、そのような言い方をした時の子供の反応はいかがでしょう?


素直に「お母さん、わかった!」


と行動を変えるでしょうか?


小学生も高学年になると反発を買うことが多くなってくることでしょう。


ちなみに、


「いつまで、ゴロゴロしているの?ちゃんと宿題やりなさい!」


という文章の主語は、誰になるでしょう。


「あなた」です。


(あなたは)いつまで、ゴロゴロしているの?(あなた)ちゃんと宿題やりなさい!」


実はこのよういい方は、言い争いや悪口の言いあいに発展したり、それがもとで仕返しをするという気持ちにさせたりします。


◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆-夕焼け小焼け
台風が過ぎ去ったあとの雲!


では、どうするとよいかということですが、


主語を「あなた」から「わたし」に変えるのです。


主語を「わたし」にかえると上記の文章は、どうなるでしょう?


(わたしは(あなたが)宿題をしないで、ゴロゴロしているとそのまま、忘れてしまって明日の朝、忙しい時間に手伝ってって言われるんじゃないかと思って心配なの」


この例が良いかどうかはわかりませんが、たとえば、こんな感じで主語を「わたし」にして伝えます。


そして自分の行動が、お母さんに影響を及ぼしていることにも気づくことになります。


これを聞いたとき子どもは、お母さんが心配であるという事実は、否定ができません。


さて、わたしメッセージの構成ですが、次の様な形でつくります。


相手の行動が、もたらす自分への影響と、その時の気持ちを伝えます。


上の例ですと、


相手の行動 :宿題をしないでゴロゴロしていること

自分への影響:朝の忙しい時間に手伝ってって言われる

自分の気持ち:心配


その際に、相手にどうして欲しいかを伝えてもいいのですが、子どもに考えさせるために、言わないでおくのもOKです。


わたしメッセージは、いまの例のように子どもに変えて欲しい行動がある時に使うこともできますが(対決)予防的に使ったり、肯定的な事柄に使うこともできます。


たとえば、


「週末の予定は教えておいてね!そうすれば、直前になってあたふたしないし、安心だから(予防)


「あなたがお手伝いをしてくれるとお母さんも自分の時間が持てて、助かるわ(肯定)

わたしメッセージ、結構使えますよ。


◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆-子供たち
最近、飼いはじめたメダカの子供たち!


多分使えるようになるのに時間はかかると思いますが!


けさ、妻に対して自然に使っていました。


だれも褒めてくれないので、自分をほめてあげなきゃ!


使ってみて、うまく行ったら教えてくださいね。