子供が何か失敗したら・・・
どう対応しますか?
アメリカのボストンにすばらしい指揮者がいます。
ボストンフィルのベンジャミン・サンダー氏。
彼は、オーケストラの団員にとってすばらしいコーチ。
彼が、コーチをすると楽団員の音がみるみる変わっていくんだそうです。
そんなすばらしいコーチとしてのサンダー氏、もし、楽団員が失敗をしてしまったとしたらどんな対応をとると思います?
厳しく叱責する?
「もう来るな」と罵倒する?
指揮棒を投げる?
いいえ!
彼はこう言うというのです。
「誰かが失敗をしたとき、万歳のポーズをとって『How fantastic!!!(素晴らしい!)』と褒めるんだ。
こうやって手を叩いて喜ぶんだ。失敗したということがわかったということは、ひとつ前進したことなんだよ。
このやり方ではダメだということがわかったことが成功なんだ」
日本人は、どちらかというと失敗を避けよう避けようとする傾向がありますよね。
しかも失敗したらひどい言葉で罵倒されたり、きつい言葉で叱責されたり!
そんなにされたら、失敗したらまずい、そんな意識になってしまっても不思議ではありません。
だからこそ、失敗に対する意識を変えたほうが楽に生きられるんじゃないでしょうか?
「失敗は成功のもと!」って昔から言いますよね。
本来、失敗は歓迎すべきもの。
失敗しているということは、それだけチャレンジしているということ。
そんな認識が周りにあったら・・・
どんどん失敗して、そこから何を学ぶか?
そして、次にどうしたらいいのかをよく考えればいいんですからね。
とにかく、失敗やテストでの間違い、大歓迎です!
それが、子供さんを成長させます。