6才以下のお子さんをお持ちの方に!
モンテッソーリってよく耳にすることありませんか?
特に小さなお子さんがいるお母さんにとって!
正直言って、私は、キリスト教の一派か何かと思っていました。
実は、全然違ったのです。
モンテッソーリは、イタリア初の女医さんの名前なんです。
彼女は、ある意味、幼児教育を変えた人と言っても過言ではないと思います。
しかし、一時期、全く忘れ去られてしまいました。
そんなモンテッソーリが再び注目を浴びることになるのは・・・
スプートニクショックをご存知ですか?
冷戦時のソビエトがアメリカを出し抜いて1954年10月4日に飛ばした人工衛星です。
それをきっかけに、アメリカでは、センセーションが巻き起こりました。
宇宙開発においてアメリカはソ連に負けたのです。
その時、アメリカでは、これではまずいと多くの方が考え、教育を始め、改革に乗り出したそうです。
その時に見直されたのが、モンテッソーリ教育です。
その当時関係したヘインストックという方は、こう述べています。
「アメリカは教育における万能薬を探していたのです。そして、モンテッソーリ教育は、他のいかなる方法よりも実行可能なものであると思われたのである」
それは同名のイタリア人の女医によって生み出され、1907年に世界中から注目をあび、戦争で忘れ去られ、再び、アメリカによって見出された教育です。
アメリカが過去の教育法を探って、探し当てたということは、何かあるということですね。
実際、モンテッソーリ教育を知っていると子どもの行動の意味が理解でき、おかあさんとしても余裕を持って子どもを育てる、そんな視点さえを得られるんじゃないかと思います。
具体的には、子どもには、敏感期と言われる時期があるといいます。
敏感期とは、「子どもが、ある能力を身につけるために、環境中のあるものに特別に敏感になり、主体的に関わるある一定の時期」です。
敏感期について知ると、子どもがなぜ、いたずらをするか、そんな意味も理解できるでしょう。
しかし、知らないと、子どもの行動がいちいち気になり、イライラしてしまう可能性も!
だからこそ敏感期について知っていると子育てが楽になることも考えられます。
子どもって、ある時期、何か一つのことにこだわって、そればっかりすることってなどがあるらしいのですが、そんなことってありませんか?
知り合いのお子さんは、ミニカーを並べる際に、ちょっとでもずれたりすると嫌がり、列を整然と並び変えるというようなことを、そのお母さんが言っていました。
私は、5,6年前に、モンテッソーリ教育に関する本を読みました。
相良敦子さんという方の「お母さんの敏感期」という本です。
その本を読んで衝撃を受けました。
20世紀になるかならないかという時代に、子どもの発達に関して深遠な事実を発見をした人がいたということ。
それがイタリア初めての女医さんだったということ!
そしてモンテッソーリって、キリスト教の一派?なんて思っていたのが、そうではないと気付いたこと。(笑)
とにかく、お子さんが6才というより、できるだけ小さな時期に、モンテッソーリに関する本をひも解いてみることをお勧めします。
きっと目から鱗が落ちると思いますよ。
お勧めは、
相良敦子さんの
お母さんの「敏感期」
子供には二度チャンスがある
などなど。