ごめんなさい。何度トライしても文字の色が違ってしまいます。お許しください!
以前、テレビで見たんですが、それを見ていて、言葉って、すごい力を持っているんだと思ったことがあります。
プラスにもマイナスにも!
シャラポワというテニスの選手がいますよね。
マリア・シャラポワは、ロシア出身の女子プロテニス選手であることは、ご存知だと思います。彼女は4歳くらいでテニスを始めて6歳の時、モスクワで開かれたイベントに参加します。その時、出会ったのが、当時、女子テニス界の女王、マルチナ・ナブラチロワ!
ナブラチロワは、マリアの才能を見出し、環境の整ったアメリカで本格的なトレーニングを受けることを助言したんだそうです。
シャラポワの家族はナブラチロワのその言葉を信じます。そしてアメリカへの移住を決断するのですが、あまり裕福な家庭ではなかったシャラポワ一家は、多大の苦労をしたようです。
そしてマリアが9歳のとき、父と二人でアメリカに渡り、本格的なトレーニングを始めことになるのですが・・・・・
アメリカでのテニス生活は、言葉もわからず、困難なこともあったことでしょう。
しかし、マリアは、夢をあきらめることなく、14歳のときにはプロへと転向。
そして一気にトップへの階段を駆け上る事になっていったのです。
さて、この話の中で「えっ?」と耳を疑ったんですが・・・・
あるインタビューで、なんとナブラチロワは、シャラポワを見出した時のことを全く覚えていなかったんだそうです。
推測なんですが、ナブラチロワは、マリアに向かって
「あなたは、すばらしい才能がある。是非、アメリカに来てトレーニングをするといいわ」
きっと、こんなことを話したんでしょう。
でも、シャラポワのことを覚えていないなんて!
才能があるってでまかせで行ったわけではないとは思うんですが・・・
とはいえ、案外そんなもんなのかもしれません。誰か忘れましたが、あるプロ野球選手も同じようなことを話していました。
でもね、言葉の影響力って大きいんだなと思います。特に指導的な立場にある人の言葉って!だからこそ、どんな言葉を使うかを意識するかは重要なんだと思います。
それは、プラスにもマイナスにも作用します!
「この子は、すごい能力を持っている」と信じて言えば、能力を発揮するでしょう。
「この子は、~ができないし、~もダメだし」と言っているとますますそうなってしまう。
ということで、そこの小学生のお子さんをお持ちのおかあさん、ママ友と話している時に、謙遜のつもりでも「うちの子はダメでね!」なんて言ってませんよね?