この世で最大の不幸は、
戦争や貧困などではありません。
人から見放され、
「自分は誰からも必要とされていない」
と感じる事なのです。
マザー・テレサ
前に勤めていた会社で、社長さんに
なんだったかは忘れましたが、あることを
頼まれて、それをしたことがあるんです。
無事、その頼まれごとを終えて、社長さんに
報告に言った時のこと。
社長さんが一言、言いました。
「ありがとう」
それだけだったんですが、心の中に温かい
感覚が広がったのを覚えています。
“自分は役に立つ、自分は必要とされている”
きっと、それを感じていたんだと思います。
前の記事の高校生たちも高齢者施設に行って、
おじいちゃん、おばあちゃんの話を聞いたり、
お手伝いをしたりして、施設を帰る時に、
おじいちゃん、おばあちゃんから
「ありがとう」って言われることが
多いんだそうです。
すると
「こんな自分でも役に立つんだ」
と自信のない子でも思うようになるんだそうです。
人って他の人から必要とされた時、幸せだって
感じるんですね。
だからこそ、子どもたちには、
「あなたは必要とされている」と感じさせる
機会が必要なのかも！
その点で、何ができるんでしょう？
存在自体の承認や、
（あなたがいてくれてうれしい！）
やっぱりお手伝い体験を
通して必要とされている感を感じさせてあげ
るのも大切なんじゃないかなと思います。
ただ、お手伝いをしてくれた子に
「あなた、えらいわね。」
とか
「いい子ね！」
と褒めるのは望ましくありません。
勇気づけてあげるんです。
勇気づけとは？
機会を見つけて書こうと思います。