「勉強しなさい」の代わりに!伝えたいメッセージの効果を倍増させるメタファー 2 | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

前の記事のつづきですが・・・



2人の木こりのうち、一人がもう一人に

尋ねます。




「どうしたらそんなに仕事が進むんですか?」



するともう一人の木こりは答えました。


「1時間ごとに休んでいたのは、

見ていたんですね。

でも、休むたびに……には、

気付かなかったんですね」



この・・・・・で、彼は、何と言ったか?

ということでしたが、






答えは、



「休むたびに私がノコギリの刃を研いでいる

ことには気付かなかったんですね。」






私も趣味で楽器を作っていたことがありますが、

ノミやカンナなどの道具って、使っているうちに

切れ味が悪くなってきます。




だからこそ、定期的に研いで、切れ味を保つ

必要があるわけです。




そうしないと無理な力が必要になったり、

もしかすると手が滑って、手を切ったり、

せっかくきれいにできかけていた部分を

台無しにしてしまう恐れさえあります。




もっと身近なところでは、包丁なんかも

研いで切れる状態で使わないと危ないし

よぶんな力が必要になって大変ですよね。




もし、料理を手伝ったりして、包丁を使う

機会のある子供さんなら、




「包丁も切れないと危ないよね。だから、

刃を研いで、おく必要があると思わない?




実は、勉強も自分自身を研ぐための道具

なんだと思うんだ。勉強する事によって

自分で自分自身を研いでるわけ。




もし、切れない包丁のように自分を研いで

いないとしたら、どんな危険があるかな?




「子供の答え」




こんな流れで、勉強する意味を自ら考え

られるように導くなら、「勉強しなさい」

とただ、言うよりは、ずっと心に入るの

ではないかと思うのですが、いかがでしょう。




松下幸之助さんは、こんなことを言ったそうです。



「人は意味がわかると心が燃え、

価値を感じるとやる気になる」




勉強する意味をこのようなメタファー、

つまり、たとえ話を通して伝えるなら

きっと自ら勉強する可能性が高まるでしょう。




この木こりの話しは、もともと

「7つの習慣・小学校実践記2」に

書かれていたものです。



渡邊尚久さんという小学校の先生が、

小学校で、7つの習慣を取りれて

授業を展開している、その実践を

つづったものです。

一読の価値ありです。



加えて、自分を磨く必要のある分野として

・頭

・体

・心

・人との関係

この4つの分野を説明していました。


勉強だけが、大切ではないですね。

「勉強しなさい」だと反発する子も

「もっと友達と遊びなさい」だったら

喜んでその指示に従うんでしょうね。