以前、小2と小6の2人の
小学生を持つお母さんに
「もし、子育ての悩みや不安が
あるとしたらどんな不安があるんですか?」
と聞いたことがあります。
すると
「不安ということではないけれど、
子どもに我慢することや努力することの
大切さがわかってもらえたらいいけどね。
でも、まだ6年生では無理かな!?」
そんな答えが返ってきました。
「全然無理ではない!」と思った私は、
次に会った時に、ある資料を渡しました。
そしてその方は、小2の弟君にそのなかの
資料の1つを使って、ある事をしたそうです。
それを聞いた弟君は、
「これすごいね~! お兄ちゃんは知ってるの?」
そんな反応だったそうです。
きっとそれによって弟君は、
諦めないことの大切さを知ったはず。
さてさて、私はこの時、
何を意図して、
どんな資料を渡したと思いますか?
「もっと勉強をしてほしい」
「我慢ができる子になって欲しい」
「誠実に育ってほしい」
きっとお母さんとしては、上記のような願いを
持っている方が多いのではないでしょうか?
でも、いくら「勉強しなさい」
「我慢は大切だから、我慢ができる子になるのよ」
「誠実な人は信頼されるから、誠実に生きるのよ」
と言っても、メッセージは伝わらないでしょう。
そもそも我慢や誠実という言葉自体が抽象的すぎ。
抽象的なそんな言葉をいくら言っても伝わらない。
ちなみに抽象的な概念が捉えれれるようになるの
は、10歳くらいからということを読んだことが
あります。
では、もし、自分が伝えたいメッセージが効果的
に伝わるとしたらいかがでしょう?
子どもが、あなたの話を聞いて納得してしまう。
そんな方法があるんです。
もしかすると勘の言い方なら、もう、お分かり
かもしれませんが!
伝えたいメッセージが効果的に伝わり、説得
力が倍増する方法とは?
それは、次の機会に書いてみたいと思います。