【大阪人の元カレ】分離ズブズブの世界にサヨナラ! | 潜在意識美人®︎blog

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潜在意識=深層心理。答えは全部あなたの中に。

ふと書いた方いいかなと思った記事が浮かんだので書く。 





18歳くらいの時に
青森の高校卒業して
仙台で学生時代を送り始めた頃のこと。

 

その当時の彼氏に
私はものすっごい溺愛されていて
トラウマになるくらい溺愛されていた。
(溺愛されすぎて気持ち悪すぎてセックスしたくなくなった)


ほぼほぼ童貞なピュアな男の子だった彼は
とても優しくて真っ直ぐな目をしていて
いつも朗らかで、こちらには絶対に危害を加えない、
みたいな安心感があった。
(今思えば彼は魚座である)

 

 

で、そんな優男である彼と
じゃじゃ馬のような私は
ある日、街の中華料理屋さんに行った。

そこの中華料理屋さんは
店員さんが本物の中国人だったようで
中国語とおぼしき言葉が店内を飛び交っていた。

 

 

私はその様子を見て
え!本物の中国人だ!すごい💖
と思って彼に
『ねぇねぇ、あの人たち中国人みたい!!』
と目をキラキラさせながら話しかけた。

 

優しい彼だから
いつも通り優しく返答してくれるかと思いきや
彼がいきなり目の表情を変えて
怖い目をして
『どこの国の人だろうと関係ないやろ💢』
※彼は大阪人だった
『俺、誰が何人だとかどうでもいいと思うねんや』
みたいな、そんなことを珍しく強めの口調で言っていた。

 





 




私はそんな彼の反応にビックリして黙っていたんだけど
彼と別れて数年してから
『あの時、彼が不機嫌になったのは人種差別的なことを示唆していたのではないか!?』
と気づいた。



私としてはもちろん人種差別の意識はまったくなく、
ただただ本物の中国人に会えたことが嬉しかっただけなのだ。

私が生まれた青森では
当時は中国人の方と出会う機会があまりなくて
大好きなキョンシーの映画を見ては中国に憧れていたくらいだ。

 

 

で、私は昔っからとにかく外国に強い憧れがあり
ホームアローンを見てはアメリカに思いを馳せ
キョンシーを見ては中国に思いを馳せ
日本語以外の言語を話せる人間ってだけで
『すげー💖💖💖』
と思っていた。

 

 

でも彼と別れて大人になるにつれて
『どうやら外国人によくない思いを抱いている大人もいるらしい』
と知って、それでようやく彼のあの時の怒りに気がついた。

 

 

彼は大阪出身だが
関西には外国人の方も多かったのだろう。

もしかしたら彼の親とかが外国と繋がりがあったかもしれないし。

 

 

でも私の知る限り青森では
そういう人種差別はまったくなくて
多分、東北って韓国人とか中国人のこと、気にしてない。

そもそも外国人が住んでいる率も低いしね。

 

きっと東北の歴史を考えてみても
東北は昔は寒くて飢饉になって食べ物に困っていたから
それどころじゃなかったんだと思う。

 

私が生まれ育った地域ではマジで人種差別的な話を、一切聞いたことがない。









そんなわけで私の思考には
『日本人以外を毛嫌いする』という文化が一切なくて
個人的には『すげー💖』という憧れしかない。

 

 

仙台から東京に上京してから
たまにそういう人種差別的思考を持つ大人と出会って
やっと私は彼のあの時の憤りを理解したのだ。

 

 

彼はあの時、あの中華料理屋さんで
私のことを『人種差別する女』と見たかもしれない。

そして彼が外国人に血の繋がりがあった場合
『俺を否定する女』と思ったかもしれない。

もしくは彼の地元の友達が外国人であった場合
『俺の大事なダチを否定する女』と認識したかもしれない。

 

彼の世界には
『俺を否定するゆき』『差別するゆき』
『差別された中華料理屋の店員さん』
が存在した、ということになる。

彼の世界には被害者と加害者が存在した。

 

 

そのとき私の世界には
『めっちゃ優男なのに突然怒った意味不明な男』が存在した。

※マジであの瞬間の彼は私にとってチンプンカンプンだった。

 

 

もし彼の潜在意識に
『外国人は差別される』とか
『人は身分によって価値が決まる』なんて
そんな意識がなければ

私の言葉に対して
『本当だ、中国の人がお店やってるんだね』
と応えただけだっただろう。

 

 

自分の意識に何があるかで
観えてくる世界は全然違うものになる。



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