初フルサブスリーから4ヶ月で14分短縮の秘訣?~今シーズンのトレーニングまとめ~ | ゆうきランランの、目指せ!琵琶湖マラソン!

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今シーズンの目標、琵琶湖毎日マラソン出場。

出場できるかどうかはわからないけど、このブログでは、そこまでの記録をつけていきたいと思います。

こんばんは。

昨夜に引き続きブログ更新です。

すごく胡散臭いですが、タイトルの通り、昨年レースを志してからのラン、トレーニング、レース結果などをまとめていきたいと思います。

自分でも、今までを省みてみることで、さらに速くなるためのヒントが得られるかもしれないですしね。

さて、書き方ですが、練習期間を、「ロードのフルマラソンレース」を境目として、下記の3つに分けました。

 ①2011年10月~2012年1月15日 東京喜多マラソン(東京荒川)

 ②2012年1月16日~2012年4月14日 戸田彩湖フルマラソン(埼玉戸田)

 ③2012年4月15日~5月20日 洞爺湖マラソン(北海道洞爺)
 

それぞれの期間では、練習項目などをさらに、以下のように3つに分けています。

 特記・・・新しく取り入れた走法や、トレーニング器具など特筆すべきこと

 練習・・・ランに関する練習内容

 レース・・・レースに関すること。レースの結果、怪我や痛み

では早速始めたいと思います。

①2011年10月~2012年1月15日
特記1:
10月はストライド走法を練習、上手く馴染まず。ランナーズにてフォアフット走法を知り、11月より練習開始。
特記2:
1月12日より、呼吸筋トレーニング器具、パワーブリーズを開始(目盛りは2)
練習:
 Ⅰ.練習フルマラソン
   河川敷の、ノンストップで走れるコースにて、サブスリーを目標にレースペースの
   フルマラソン
を繰り返す。2ヶ月の間に4回行う。結果は以下(秒省略)
   ①3時間8分
   ②3時間5分
   ③3時間1分
   ④2時間56分
 Ⅱ.ロング・ウルトラ走
   30~55kmまでのロング走を月あたり2,3回行う。
 Ⅲ.スピード練習
   マラソンの理論や用語など、全く知らなかったため、ペース走やインターバルなどは
   一切行わず。5km程度で、未知のペースに挑戦し、ペースアップを図る。
   ペースとしては4:45/km、4:25/km、4:15/kmと上げていき、しつこく練習。
   10回以上は行った。
 Ⅳ.トレイル
   12月17日、神奈川県の丹沢にて、高低差約1500mのトレイル走40kmを経験。
   体幹を鍛えるにはもってこいだと実感。ただし大腿を故障する。
レース:
 1月15日 東京喜多マラソン(フル)
 記録:2時間57分26秒 総合19位
 サブスリー達成

②2012年1月16日~2012年4月14日
特記:
3月より、アンクルウェイト(片方2.3kg)呼吸制限マスクをつけ、脹ら脛、ハムストリングス(レッグカール)の筋トレ、腹筋、背筋を始める。ほぼ毎日20分程度筋トレに費やす。
練習:
 Ⅰ.走行距離追求
   2月、走行距離のみを求め、28日間で642kmを走る。
 Ⅱ.インターバル
   ①5000m×2(4:10/km)レスト1000mを1回
   ②3000m×2(4:05/km)レスト750mを1回。こちらはレース前刺激走
 Ⅲ.ロング・ウルトラ走
   3~4月の間は調整のため2,3本程度。
 Ⅳ.階段ダッシュ
   全てのランニングの最後に河川敷土手へ上る階段、高低差15m程度を1回あたり
   10~15本、全力で駆け上がる。
レース:
 2月5日 WRJランニング感謝祭(ハーフ)
 記録:1時間22分19秒 順位なし
 ただし、レース当日の午前3時までバーで酒を飲み、寝不足、二日酔いで走る

 3月4日 千葉県民マラソン(ハーフ)
 記録:1時間18分02秒 総合22位
 序盤でむこう脛をつる。15km地点で回復

 3月20日 トレイルフルマラソンin宮沢湖(フル)
 記録:3時間30分42分 総合10位
 補給を携行し忘れ、37km地点でハンガーノックを経験する

 4月14日 彩湖フルマラソン(フル)
 記録:2時間53分31秒 総合5位入賞
 初めて自作のスペシャルドリンクを取り入れたレース。コンディションは風雨と極寒。
 寒さのため、アップをやり過ぎる(5kmほど)コースは27回の短い急坂あり。
 股関節外側に序盤から違和感。レース終了までに前脛骨筋を痛める。30kmの壁なくなる。
 壁が現れたのは37km過ぎ。

③2012年4月15日~5月20日
特記1:
4月15日より、上半身・下半身の加圧トレーニング(自宅でできるもの)を週3,4回で始める。
上半身は腕振りも行う。4月のフルで感じた股関節の不安を解消するため、臀筋のトレーニングを取り入れる。さらに、下半身の柔軟性を高めるため、脹ら脛、ハムストリングスのストレッチ、股割りを加圧中に行う。
特記2:
パワーブリーズは目盛り8に到達。
練習:
 Ⅰ.ロング・ウルトラ走
   28km×1
   30km×2
   31km×1
   37km×1
   40km×1
   46km×1
   50km×1
   計8回。全ての終盤に、平均1000mの疾走(3:40~3:10/km)を2本入れる。
 Ⅱ.インターバル
   ①3000m(3:55/km)×4 レスト1000mを1回
    追加でダウンジョグ10km→計25km
   ②2000m(3:45/km)×6 レスト750mを1回
    追加でダウンジョグ15km→計30km
 Ⅲ.レースペース走
   10kmを3:50/kmアベレージで走る
レース:
 5月20日 洞爺湖マラソン(フル)
 記録:2時間43分58秒 総合32位
 体調、天候ともにベストだったレース。緩やかな坂が、長短頻発するコース。
 スペシャルドリンクも使用した。壁は40km地点まで後退。
 なおもペースを上げることはできたが、目標である福岡国際マラソンの標準記録には
 あと一歩及ばず。


以上が私の練習内容です。

やはり、ただただ月間走行距離を稼いだり、ロング走ばかりを行っていたシーズン前半の伸びがそこまででもなかったのだと分かりました。

逆に、4月14日の彩湖マラソン以降の練習で、飛躍的にスピードアップしたのが見て取れます。

何も考えずに走っているだけでは速くなれないようです。

4ヶ月で14分短縮の秘訣はずばり、

スピード持久力を高めるロングインターバル

終盤の粘りを産む、低エネルギーダッシュなのではないかと思います。

実際、5月の洞爺湖マラソンでは、4月の1km辺りのペースからすれば、10秒以上速いペースを保てているし、終盤で加速することも出来ています。

決して自慢ではありませんが、私のような走行距離は、怪我のリスクもあり、全てのランナーが真似できるものではないし、安易にオススメはできません。

しかし、十分な期間をおいて、ロングインターバルや、ロング走終盤の疾走を取り入れることは、どんなランナーにもフルの速度アップに効果的なのではないか、と思います。いえ、確信します。

ところで、練習以外でオススメなのが、やはりスペシャルドリンクです。

壁を遠ざけることができたのも、ちょっとアレですが、私の努力以外に、このスペシャルドリンクが一役買っていると思います。

ボトルの重さを補って余りある効果が期待できると思いますよ。


こんなところで、トレーニングまとめを終わりたいと思います。

長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。

ではまた。