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2021年5月に娘を出産しました。

銀座で働くフルタイムワーママですバレエ

現在第二子妊娠中。(2023年12月出産予定)

 

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先日、実家へ帰省した際、

新幹線に乗りました。

 

 

 

備忘も兼ねて

そのとき起きた大惨事を

残しておきたいと思います。




ただただ、みなさん聞いてくださいー泣き笑い

みたいなブログになりますし

きれいな話でもないので

ご了承いただける方のみ

お付き合いくださいませお願い

 

 

 新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

 

初めて娘と二人で新幹線に乗ったのは

生後2ヶ月の頃でしたが

 

 

 

それからも娘とは何度か二人で

新幹線に乗っています。

 

 

 

今回は出発が週末だったので

夫が新幹線の駅まで送ってくれて

娘と夫は先に新幹線のホームへ行き

その間にわたしがお土産を買う…という流れで

スタートは好調。

 

 

 

新幹線の駅まで行くのも

グズることが多いのですが

今回は最初から最後までとてもご機嫌で

なんだか幸先がいいな〜♡

くらいに思っていました。

 

 

 

ホームで見送る夫に手を振ると

新幹線が出発。

 

 

 

新幹線に乗る直前に

娘のお腹がすいたとき用に

買っていたパンを見つけられ

「パン食べる!」とリクエスト。

 

 

 

朝ごはんも食べていましたが

まぁいいだろうと思い

小さめのパン2つを食べましたパン




これまでのワンオペ新幹線では

ひたすら新幹線の中を歩かされたりと

周りへの迷惑も気になっていたので

 

 

今回は新幹線の中で

楽しく静かに過ごせるものを

持っていこう!と思い


できるだけ身軽に行動するため

リュックひとつにまとめた荷物の中に

シールブックや本、小さなおもちゃなど

いくつかグッズを用意していたんですよね。

 

 

 

パンを食べ終えたあと

まずはこの本を開きました。

 

 


これがよくなかった…

 

 

 

ウォーリーをさがせのように

アンパンマンなどの

キャラクターを探すもので

家では「1」を楽しんでいるのですが

「2」を見るのは初めての娘。

 

 

 

はじめの1ページは

楽しそうに眺めていましたが

2ページ目を開いた瞬間、

「あっちあっち」と通路の方を指差す上差し

 

 

 

「歩きたいの?」と聞くとうなずくので

お席に座れたのも一瞬だった…

あと2時間歩かされるのかしら…

と、一瞬で期待を裏切られたような

気持ちになりながら

ふたりで席を立ち、

娘に手を引かれながらデッキへ。

 

 

 

いつも、新幹線に乗ると

デッキでご機嫌に遊ぶ娘。

 

 

 

お気に入りは特大荷物コーナーで

ダイヤル部分を触ったり

寝転がったりして遊ぶのですが

今回は3分くらい遊んだところで

「お腹が痛い」「抱っこ」「あっちいく」

と泣き出しました。

 

 

 

抱っこで窓から外の景色を見せたり

歌を歌ったり

いろいろ話しかけても

ずっと「お腹痛い〜〜」と言いながら

グズグズ泣き続ける。

 

 

 

本当に体調悪そうだな、

あと2時間弱大丈夫かな、

と思っていたところ……

 

 

 

 



 

 

 

突然の嘔吐。

 

 

 

 

 

 

しかも3回不安

 

 

 

 

 

 

 

その日、わたしは

黒いロングワンピース、

娘はブルーの花柄のワンピース。

 

 

 

ふたりとも、上から下まで

全身真っ白に真顔真顔真顔

 

 

 

頭も真っ白になりかけましたが

わたしがフリーズしたところで

誰かが手を差し伸べてくれるわけではないので

娘が全部出し切ったことを確認して

一旦、リュックを取りに自席へ。

 

 

 

座席に置いていたリュックを

取ろうとしたところ、

通路を挟んで隣に座っていた若いお兄さんが

(おそらく見るに見かねて)

「何かお手伝いしましょうか…?」

と声をかけてくれました。

 

 

 

さすがに遠慮している場合じゃないので

「申し訳ないですが

リュックをお手洗いまで

運んでいただいてもいいでしょうか?」

とヘルプを求めて運んでいただき、

無事にふたりで個室へ。

 

 

 

吐いたらスッキリしたのか

娘の表情は普段通りに見えましたが

何が起きたのか多分理解できておらず

表情はフリーズ、体もフリーズ。

 

 

 

「お腹はもう痛くない?」と聞くと

「大丈夫」とだけ答えてくれました。

 

 

 

とりあえず、娘は下ろしましたが

リュックから

ハンカチやティッシュを出そうにも

わたしの手も真っ白。

 

 

 

なんとか手だけ洗ったあと

さて、これは一人ではどうしようもないわ

と、早々に頭を切り替え

人生で初めて連絡用ブザーを押しました。

 

 

 

すると、車掌さんがお二人、

すぐに来てくださり

事情を軽くご説明したところ

おしぼりやペーパータオルを

持ってきてくださいました。

 

 

 

さらに

「他に何か必要なものはないですか?」

と聞いてくださったので

「お手洗いにずっといるのも申し訳ないので

もし可能であれば多目的室を

使わせていただいてもいいでしょうか?」

と聞いてみました。

 

 

 

多目的室は

2ヶ月の娘を授乳するときに

一度使わせてもらったことがありますが

体が不自由な方が利用されていなければ

体調不良や授乳時などにも使える

少し広めの部屋。

 

 

 

子連れでの新幹線乗車を調べているときに

はじめて知りましたが

使わせてほしいとお願いしたのは二度目です。

 

 

 

どこかに連絡を取ってくださり

現時点では使えそうとのことで

移動することになりました。

 

 

 

移動を始めてから気づいたのですが

わたしたちがいたのは3号車、

多目的室は11号車にあるので

8号車分を歩く必要があります。

 

 

 

しかも、間には

静かな空間をお金で買う人のための

グリーン車もある魂が抜ける

 

 

 

午前中の移動で

寝ている人が多いわけではなく

しかも、前方から後方への移動なので

乗客全員の視線に晒される……

 

ただ、そんなことを

言っている場合でもないので

気を取り直して

もう一度娘を抱えました。

 

 

 

くり返しになりますが

二人とも全身真っ白です。

 

 

 

しかもわたしは黒いワンピースなので

白さが際立つ真顔

 

 

 

大袈裟ではなく

かなりの人の視線を全身に感じながら

心を無にして、誰とも視線を合わせることなく

なんとか8号車分を歩き切りました真顔

 

 

 

多目的室についたら

車掌さんが目的地を尋ねてくださり

少し調べられたあと

「目的地まで、こちらのお部屋を

お使いいただけます」

とのお言葉をいただきました。

 

 

 

大量のおしぼり、ペーパータオル、

ビニール袋などもいただいた上に

このお部屋をゆっくり使えるように

ご配慮くださった車掌さん方に

 

申し訳ないのとありがたいのとで

何度も何度も何度も何度も

お礼をお伝えしましたお願いお願い

 

 

 

そこからは、身の回りを整えるのですが

着替えなどはすべて事前に

実家へ送っているわたしたち。

 

 

 

おむつセットの中に

娘の着替えを1セットだけ入れていたので

まずは娘をおむつ一枚にさせて

汚れた体をおしぼりで拭いていきます。

(靴や靴下まで汚れていた)

 

 

 

ズボンを入れ忘れていたので

肌着とTシャツ、オムツ姿になった娘は

ちょこんと椅子に腰掛けます。

 

 

 

わたしの着替えは当然持っていないため

汚れを落とすしかないのですが

拭けば拭くほど

どんどん繊維の中に入っていく…

 

 

 

でも、ある程度取らないと

まわりに被害が拡大するので

ペーパータオルでざっと拭き取り

とりあえず椅子に座れる状態になってから

駅まで迎えにきてくれる予定の親へ連絡。

 

 

 

親はすでに家を出ていて

お昼ごはんを選んでいる最中でしたが

事情を説明したところ

娘のズボンを買っておいてくれるとのこと。

 

 

 

ありがたい…

車掌さんといい、親といい、

まわりの人に支えられて

娘とわたしは生きていける…

という気分でいっぱいにえーん

 

 

 

親への連絡のあと、娘は少し眠ったので

その間にわたしは

自分の服についた汚れを

ひたすら拭くという1時間を過ごし

無事に目的地に到着。



 

いや〜これ、

たとえ大人がふたりいても

かなりのものだと思うけれど

ひとりで全部やるのはなかなか大変でした。

 

 

 

おそらく一生忘れられない

帰省の思い出となりましたが

目的地についてからは

娘の体調も良さそうだったので

乗り物酔いしやすい体質が

遺伝(←わたしの)してしまったのね

との結論に。

 

 

 新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

 

汚い話ばかりですみません。

もう少しだけ、続きます。

 

 

 

翌日は

両親、妹、娘、わたしの5人で

アウトレットへ車

 

 

 

アウトレットは山の中にあるので

クネクネした道を通っていきます。

 

 

 

はじめは チャイルドシートに

乗っていた娘でしたが、途中で

「お腹が痛い」と泣き出したので

これはマズイ、昨日の二の舞になってしまう滝汗

と思い、後部座席でわたしが抱っこ。

 

 

 

車の揺れに引きずられないよう

足を踏ん張って娘を支えていたところ

ぐずりながらも寝る体勢に。

 

 

 

ちょっと寝息が聞こえては

「お腹が痛い」と泣き……の

繰り返しでしたが

そういえばわたしも妊婦。

 

 

 

ちょっとお腹がしんどくなってきたので

「抱っこ変わろうか?」と言ってくれた

母の申し出を受けて、娘を母に渡した瞬間、

 

 

 

 

 

 

 

勘のいい方でなくても

お気づきかもしれませんが、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

嘔吐。

 

 

 

 

 

2日連続です魂が抜ける

 

 

 

 

 

 

ただ、今回は

前日の反省を踏まえて

ビニール袋を広げてスタンバイしていたので

一回目の嘔吐分は母の服がキャッチしましたが

二回目以降はビニール袋の中へ。

 

 

 

幸い、車にも被害はなかった上に

たまたま車を止めた場所の目の前に

公衆トイレがあったので

母はすぐさまトイレへ駆け込み

自分の服を水で洗うことができました。

 

 

 

また、娘の着替えは一式持っていたので

その場で新しい服に着替えさせ

再出発までの時間が

驚くほど早かった不安

 

 

 

大人の手が多いと

こんなにもスムーズに処理が進むんだ…!

と、改めて人の支えを

感じた1日になりました拍手

 

 

 

ちなみに、その後娘は完全に回復。

 



お昼ごはんはいっぱい食べ

帰りは違うルートを通ってもらったので

車酔いすることもなく無事帰宅。

 

 

 

娘はこの日から

「車掌さん優しかったの」

「新幹線の中でお腹痛い痛いなったの。

 えーんえーんしたの」

とくり返しているので

当日のことはおそらく鮮明に覚えているはず。

 

 

 

今後、しばらく新幹線や車には

乗りたくないなぁと思っていますが

万が一乗るとしても

事前に小児科で酔い止めをもらってからに

しようかなぁなんて考えています。

(市販薬は3歳以上が対象らしい)




そして、長時間乗り物に乗る前は

お腹いっぱい食べさせないこと、

動画や本など一点に集中するようなものは

見させないこと、

「お腹痛い」と言い出したら

ビニール袋を広げてスタンバイすること、

娘の着替えは必ず持ち歩くこと。




このあたりを気をつけようと思いました鉛筆




そして、まわりの人の好意には

甘えてもよいと自分に許すことも

大事だなぁと思っています。


 

  新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

 

きっと、細かい部分を忘れるだろうと思い

自分のために記しておくメモになりました。

 

 

 

こんなお話、長々と読んでくださり

ありがとうございましたお願い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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