歌手の声の好み~!(バリトン編)パート2 | YUKIの何でも雑記ノート

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「歌手の声の好みシリーズ」前回のバリトン編 に引き続いて再びバリトン編を~!(^^;)

今度は印象に残ったバリトン歌手のリストアップです!(^o^)


晴れ最近では強烈な位に印象に残ったバリトン歌手と言えば、新国立劇場の「ドン・カルロ」 でロドリーゴを歌ったマーティン・ガントナー

ちょっとこの様な言い方をしても良いのかどうか迷うところですが、彼の声は一瞬テノールかと思えそうな程バリトンとしては細くて声のトーンも高めに感じました。

私が聴いた中では最もテノールに近いバリトンでしたね。

私の聴き手としての個人的な希望を言ってしまえば・・・ガントナーはテノールになったらカッコいいだろうなぁ・・・って感じにも思えました。(^_^)

しかし、テノールに転向するとかそう言う事は歌手自身が決める事であってこっちがどうのこうのとは言えません。(^^;)

晴れ後は全曲ではまだ聴いて無いのですが、今は亡きエットーレ・バスティアニーニも印象深いバリトン歌手の一人ですね。(^_^)

バスティアニーニに関してはbabyfairyさんの所 で何度か音声ファイル等を聴かせて頂いていますが、気品溢れる雰囲気が素敵です。

バリトンとしては中間的な感じの声質って感じでバリトン独特のセクシーさも感じる声質だと感じました。

晴れ他で細い方でもなく、また分厚い方でも事もない中間的な声質のバリトンで印象深いのはジョルジュ・ザンカナーロ!(^o^)

彼の歌を全曲で聴いたのは私が超大大大ファンのテノール歌手ルイス・リマと共演した1985年 英国ロイヤルオペラでの「ドン・カルロ」だけですが、彼の場合は表現的に包容力があるって言うか、何となく包み込む様な雰囲気で一言で言えばお父さん的な雰囲気に感じられる表現力が素敵!(^o^)


晴れ後は、どちらかと言うと分厚めで声のトーンも低くバスに近いタイプのバリトンで印象的なのはディミトリー・ホロストフスキーですね!(^_^)

彼の歌声もそれ程何回も聴いた訳ではなくて、しっかりと聴いたのは「戦争と平和」と彼のリサイタルのTV放送くらいですが、回数を重ねて聴いていないけど印象に残ると言う事は、それだけ素晴らしい歌手であると感じている証拠です。

「戦争と平和」の時は低めの甘い感じの表現が印象的でしたが、リサイタルの放送で聞いた時は曲に寄っては威厳のある堂々とした歌い方が物凄く印象深かったです。


晴れ他でバリトンで印象的な歌手はトーマス・ハンプソン

彼の声はどちらかと言うとテノールに近いとまでは言い切れないけど、ホロストフスキーやザンカナーロと比べるとトーンが高めかな?!

だけど、声質としては分厚い感じでバリトンの威厳を保っていると思います。

前に「カルミナ・ブラーナ」で歌っていましたが、この時のハンプソンはバリトンとしては高い音域まで出していて一瞬テノールかと思ってしまいました。(^^;)

「カルミナ・ブラーナ」ではどの辺だったか忘れましたが、何処かでバリトンがけっこう高い音域で歌う箇所がありますよねぇ?!

楽譜を見ていないので露骨に高い音域と言ってしまうのもなにかもしれませんが。(^^;)

だから、案外ドラマティックテノールのアリアも歌えたりして・・・と勝手に想像しています。

以前にこのBlogのコメントに情報を頂きましたがハンプソンがテノールのアリアを歌ったものがあるのですよねぇ?!(^_^)