食事内容を変えられないなら、まずはとにかく「噛む」
よく噛む管理栄養士の中西由紀です。
食べ物だけじゃなくて、言葉も噛んじゃいますがw
夏、真っただ中です。
薄着になってくると、少々体型が気になるという方もいるのではないでしょうか?
痩せる、太るには、いろいろな要因が関係していますが、
その中でも食事は大きくかかわっています。
食べ過ぎれば太るし、食べなければ痩せます。
(そんなに、単純な話だけではありませんが、ざっくりというとこんな感じ。)
ですから、カラダを変えるためには、食事を改善する必要があります。
とは言え、食事の内容を変えろと言われると、少々ハードルが高いように感じる方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、まずは、「食べる内容」ではなく「食べ方」を変えてみてはいかがでしょう。
よく噛むと痩せる。
と、聞いたことがある人も多いかと思います。
噛むことで、満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぎます。
そして、食欲抑制効果のあるホルモンレプチンも分泌されます。
いいことしかありません。
とはいえ、たくさん噛むことを意識しながら食べるのは、
意外と難しいのかもしれません。
「1口30回」とよく言いますが、
数を数えながら食べると味がよくわからなくなったり、
あまり美味しく感じられないかもしれません。
そこで、おすすめなのが、
噛まないと食べられないものをチョイスすること。
例えば、スルメ。
噛みますよね?
噛まなければ、と思わなくても、噛まないと食べられないから、自然と噛みます。
でも、スルメを毎食食べるのはちょっと・・・
そこで、毎食でも食べられて、
よく噛んでしまうものが雑穀。
特に粒の大きい、大麦、ハト麦、たかきびは、
噛まなければ食べられません。
(△こちらは、ハト麦ごはん。粒が大きめ。)
白米に混ぜれば、白米と雑穀の食感の違いを感じ、
反射的に噛むようにもなります。
無意識でも噛まなければいけないものを選ぶことで、
美味しく楽しくたべながらも、
痩せる食べ方ができるようになりますよ。
特に早食いだな、と感じる方は、
意識してみてはいかがでしょうか?