こんばんは。

今日は、太陽がお出ましにならず、

薄曇りの一日となりました。

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今日は、18日の観音さんで、市(いち)の立つ日。

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お兄ちゃんもお花を売ってます。

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お赤飯の湯気やお線香の煙やら。

師走の雰囲気があって、いいわ〜。

 

 

 

 

 

おや、目の前にはちみつ屋さん。

義弟にもらった自家栽培のレモンで、

ハニーレモンを作って飲みたいなあ。

 

ハチミツって、どうして甘いロマンを感じるんでしょうね。

特に青空マーケットで売られている時。

その人が育てたハチミツだったら、

なおさらのこと。

飛び交うミツバチの姿まで目に浮かんじゃいます。

 

ここで売っているおじさんは、

ご自分で育てているかどうかは、わからないけれど、

ハチミツへの愛情を感じました。

 

大きなハチミツの入った容器から、コックをひねって

ゆっくり丁寧に小さい瓶に入れる。

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最後のしずくを綺麗に拭う。

バブルラップで包む。

シールを貼る。

可愛すぎる。

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その瓶を、ほぼ同じ大きさの白のビニール袋に入れる。

そのビニール袋の短い持ち手の部分を、器用に蝶結びする。

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包まれたその瓶を、グリーンのビニール袋に入れる。

その袋には、Have a nice time なんて書いてある。

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その手つきに見とれて、幸せ感が漂う。

 

 

 

養蜂業は アメリカでもビッグ・ビジネスです。

例えば、カリフォルニア州のアーモンド農家は、

ナッツを実らせるために、花が咲いている時期に

ミツバチ(honeybees)の力が必要。

 

でも、残念ながら、

単一栽培(モノカルチャー, monoculture)なので、

アーモンドの時期以外には、

花が咲かないわけだから、

ミツバチは、その時期だけのレンタル。

全米あちらこちらから、大型トラックに乗って運ばれてくる

旅芸人のようなミツバチたち。

女王蜂は、オーストラリアから来ていたりもするらしい。

ミツバチには、ちょっと気の毒な気がしてしまいます。

 

 

個人のレベルでビー・キーピング(Bee keeping)を始める人は多いみたいです。

案外、都会だってできるらしいんです、花さえあれば。

実際、ニューヨーク市のビルの屋上で集めたハチミツを

ユニオンスクエアのマーケットで売っていました。

 

アメリカのミツバチは、その時期に咲いている一種類の花の花粉だけを集めるのだそうです。

 

でも、日本ミツバチは、なんの花でも集めるのだそう。

だから、「百花はちみつ」と呼ばれる。

おまけに、体もアメリカのミツバチより小さいから時間がかかる。

だから、高級にもなるわけです。

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ミツバチは、みんなメス。

自分のラブストーリーはお預けにして、

女王蜂と子孫繁栄のために花粉を運んでくる。

この無条件の愛。

これが、ハチミツの愛の味、という話を

本で読んで、感動しました。

 

ここで、はちみつ屋のおじさんのアドバイス。

「15度以下になると固まるので、暖かいところにおいておいてね。」

「温めて飲むときは、酵素のためには、80度以下の温度のお湯でね。でないと死んでしまうから。」

生ハチミツですね。

 

はい。

早速作りました。

輪切りのレモンでないのは、

くし切りのレモンが残っていたので、

そのレモンを使ったからですてへぺろ

絵にならなくてすみません。

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ハニーレモンを飲むと

温かく感じるのは、

みつばちの愛とそれを大切に扱う人の愛、だからでしょうかね。

 

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明日は晴れそうです。

大阪は、空が広く、雲がたなびく。