居酒屋の瓶ビールは何故ぬるいのか | 休憩室の無駄話

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無駄話4割、株6割って感じのブログです。
すいませんがアフィブログっぽい方からのコメントはスルーさせてもらいます。しんどいw

まぁ昨日の続きです
昨日のままで終らそうもんなら飲食関係者から
「これだから素人は・・・」とか
「所詮素人、乙w」とか言われそうです

ということでどうして居酒屋の瓶ビールがぬるいかについての考察です

いっけんすると「気が利かねぇなぁ」と思われがちなぬるい瓶ビール
実はそこには業界全体に共通する不思議な矛盾があったんですね


とまぁ大袈裟に書いてみましたが
わかってる人はわかってると思います


実は店側は瓶ビール注文されたくないんですねDASH!


「そんなバカな」と思う人がいるかもしれませんが
これは考えて見たら当たり前の話でして

日本の居酒屋は同じ店に同じ銘柄の生と瓶が存在するんですね

んでこの値段設定が均等ならまだいいんですけど
どう考えても「生中の方が割高」なんですよ叫び

これに気づいない人はホントにいい人
飲み食いしてる最中に頭の中で「コスパがどうこう」とか考えない人です音譜

でも悪く言えばお人よし
損得計算が苦手な人ってことです汗


というのも店の値段設定ってだいたい
・瓶ビール(中) 500円
・生中      500円  とかじゃないですか?

でもこれって中身の量較べたら
・瓶ビール  500cc
・生中    350~400cc とかですわ


なもんでどう考えてもコスパは瓶の勝ちなんですね
実際問題、労働者の多いような居酒屋行くと基本みんな瓶ビールです
生なんて頼もうもんなら「こいつ馬鹿じゃんw」みたいな感じ

とくにそういう店は瓶が大瓶(660cc)だったりもします
なので店も客も瓶が基本って感じですわ


んでもそんなコスパを無視させる決まり文句
必殺「とりあえず生で」
    ↑
このフレーズを考えた人は天才で
飲食店やサントリーから評価されるべきです

そうですこの「とりあえず生」というフレーズと
もうひとつ日本の文化である「自分で手酌する奴は出世しない」という文化
(生だと他人に注がなくていいし自分も気にせず気軽に飲める)

この二つが相重なって「生中」という飲み物が過大評価され
飲み物業界のど真ん中と成長したわけですね


ということで脱線したんだけどここで生と瓶を振り返るとですね
・瓶はコスパがいい(店側の儲けが少ない)
・瓶は納品が大変だ
・瓶は冷蔵庫が必要だ
・冷やすのに電気代も時間も必要だ
・瓶は片づけて空き瓶を飲み屋に返却する必要がある
・結局グラスを洗うのは同じ手間


ということでですね
実は店にとって何一つメリットがない飲み物なんですね

なので当然店側はここのサービスを充実させるような馬鹿な真似はせず
あろうことか「少しぬるい方が儲かるよねw」的な

こうやって考えると世の中の飲食店の瓶ビールがぬるい理由がわかってきます


瓶ビールとか注文されたないねんw


そういう心の声があるんですね(通行人調べ)


そうやって前述の瓶ビールがキンキンな店を思い出してみると
「おそらく生中がメニューにないんですね」

これはおそらく店の通路が長い居酒屋だったので
「いちいち生中を店員が注いでられない」ということでしょうw

生のおかわりのたんびに店員がジョッキにビールを注いで
長い廊下を歩いて客のとこまで持っていく
そんなことしたら店員一人が生の手配で忙殺されるわけで・・・

店員一人の人件費を考えたら瓶の方が店側にコスパが良く
「お前らで勝手に注いでくれ」というのがベターなんでしょう

そこには当然「生はないのか?」という意見がでてくるわけで
その不満を解消しようとしたら「瓶ビールを一番いい状態で出す」という結論になったんでしょう

なんだかんだで生の方がビールの鮮度は上だという人が多いですからね
(自分はあんまりわかりませんが・・)



まぁそういった形でみんなが最善の道を探った結果
こういった店が誕生したのかなと(通行人調べw)

ちなみにビール本来の飲み方をするキリンシティなんかではビールはぬるい
ちゃんと温度を計ってるけどぬるいからそれが正式な温度なんだろう

イギリスでもぬるいらしいし
キンキンというのは日本独特のオリジナルなんかもしれんね(´・ω・`)