果たしてどちらが正しいんでしょうか？
最近のニュースを聞いていて違和感を感じるのは
『社会が人間性善説に片寄りすぎてるから』だと思う
なんてことを書くと
人間性善説？？
素敵やん
そう思う人は多いでしょう
てなわけでここで例を挙げてみます
バイトを雇っていて
バイトが「腹が痛い」と言って度々トイレに行くとします
この場合、人間性善説では
腹が痛いと言ってる人を疑うなんて大問題です
彼を止める権利はありませんし
問い詰めることも出来ません
なぜなら彼は『腹が弱い社会的弱者だから』です
これが人間性悪説になると一転します
診断書の提出を求め
トイレの時間を時給から引き
最終的にはクビも視野に入れた対応をします
なぜなら彼が『本当に腹が痛いかどうかがわからないから』です
そしてわかったとしても『特別待遇よりは平等だから』です
今回の大阪市職員の入れ墨問題にしても同じで
人間性悪説でいえば『入れ墨入れる時点で問題あるだろ』となりますが
性善説だと『入れ墨で人の何がわかるの？』となります
さてここまで聞くと、どちらが正しい認識になると思いますか？
少なくとも人間性悪説には不平等は存在しませんが
人間性善説には『やったもん勝ち』というグレーゾーンが存在することになりますね
基本的には一般企業は人間性悪説で
公務員は人間性善説という感じです
そして世の中の『モラルハザード』と言われることの大半が人間性善説からきています
橋下さん人気は煽りでも人気取りでもなく
人気性悪説で改革しようとしているからです
この流れに胸のもやもやがスッキリする人が多いわけですね
この違いをわかってないと
「ひがみだ」だの「嫉妬だ」だのという話になってきます
だって世の中グレーゾーンだらけなんですもんw
グレーゾーンは最初に白黒つけるといいだけの話なんですが
それを承知でグレーを残すようですね
一旦グレーで根付いたシステムは白黒付けるのが難しくて
「やれ人権が」とか「悪意がない」とかいくらでも言い逃れできてしまいます
グレーですからね
でここまで読んだらお分かりのように
『このblogは完全に人間性悪説で書いていますw』
苦手なんですよ性善説は
自分はあんまりズルイことしないですからね
