【短歌】あたたかい | monologue~宥生のひとりごと~

monologue~宥生のひとりごと~

短歌、はじめました

先輩とふたりで行ったサーティワンBon Joviを聴くたび思い出す

この夏に初めて鳴いた蝉の声 最後の声もこの道で聞く

ビーズってこんなに軽い 胸元に弾ませているターコイズブルー

グローブへ手を入れてみる わたしには少し重くてでもあたたかい

マウンドにロジンバッグの粉が舞う あなたはひとりじゃないから、だから



4首目と5首目の「あなた」は、プロではありませんが私が尊敬している選手です。
数年前に事故に遭い、一時はボールが握れなくなりました。
失った身体の一部はもう戻りません。
それでもリハビリを経て再び球場へ帰ってきた彼の姿をいつか見に行こうと思っています。
皆様もお身体を大切にお過ごしくださいませ(^-^)