【短歌】ここまでおいで | monologue~宥生のひとりごと~

monologue~宥生のひとりごと~

短歌、はじめました

もう誰も乗らぬ電動自転車にツルハナナスの白き花咲く

自らの影へ重なりゆくやうにくづほれたりき夏のしらゆり

少女らが手にもてあそぶ松ふぐり遊泳禁止の文字を背にして

鼻緒は紅、浴衣は藍の装ひで柳の枝をなびかせてゆく

外堀のほとりになびく柳の葉(こはくないからここまでおいで)



写真はツルハナナスです。
植えてから数年はあまりツルが伸びませんでしたが、去年あたりから急成長をはじめました。
環境に慣れてきたのかもしれません(^-^)