【短歌】冬の手 | monologue~宥生のひとりごと~

monologue~宥生のひとりごと~

短歌、はじめました

寒色のイルミネーション灯る夜をひとつ流るるサイレンの赤

手には手を頬には頬を重ねゐむせめて今夜の雨が止むまで

遊郭の手練手管を学びたし紅さし指で唇に触る

マフラーの代はりにどうぞわが髪を十重に二十重にあなたの首へ

きみの手に触れたる冬の手袋をグーのかたちのままにて仕舞ふ


寒くなりましたね。
今夜は風が強いです。
暖かくしてお休みくださいませ(*^^*)