【短歌】花火の下で | monologue~宥生のひとりごと~

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短歌、はじめました

てふてふのかたちに結はふ浴衣帯ひと夜の花をさがしにゆかな

うちわから金魚数匹脱走す「たまには火遊びくらゐしたいわ」

きみの手をはぐるる夜は目印にスターマインを打ち上げて待つ

みづからの煙のなかで咲く花火散り際の音を耳に残して

藍染めの浴衣をたたむゆびさきへ残り火ひとつ触れたるやうな




友人と花火大会に行ってきました(*^^*)
間近で打ち上がる花火は初めてです。
音と光と熱風に…ひたすら感動。

藍染めの浴衣は私が10代の頃に仕立てたものなので少し丈が短いのですがなかなか捨てられず、再びたたんで仕舞いました。