【短歌】六月の花園復路には回送となるバスに乗り孤島のやうな花園へ発つ断崕(きりぎし)にヘブンリーブルー咲きてをり剥がれやまざる蒼穹の色とけ落つる薔薇の火群(ほむら)へ歩みゆく 古き煉瓦の熱に触れつつアナベルに手をひとつづつ寄せながらふたりで包む白き花鞠ジャカランダ咲く日を待ちてゆく道にうすむらさきの花の雨降る花満開(*^^*)アナベルは紫陽花の仲間で、黄緑からだんだん白くなっていきます。夕方に驟雨があり、ジャカランダの道に夥しく花が散りました。もうすぐ本格的な夏ですね。