【短歌】花と鳥 | monologue~宥生のひとりごと~

monologue~宥生のひとりごと~

短歌、はじめました

鴨一羽池に降りたりやはらかき的を自ら身に巡らせて

こはごはと藤の花房くぐり抜け蜂を捉らふるシャッターの指

游ぎゆく鯉の尾ひれを沈めつつ睡蓮の茎縺れ合ひたり

靴底にはなびらひとつ貼りつきて春泥もはや乾き始めつ

招霊(おがたま)の香る闇夜にくらくらと天宇受売命(あめのうづめのみこと)が踊る






また写真を撮りすぎてしまいました。
ここにアップしていない写真が何十枚もあります。
それを全部歌にできたらいいなぁとは思うのですが、なかなか言葉になりません。
先日は通りすがりの人に「おねーさん、それは雑誌に載せるんですか?」と訊かれて答えに困りました。


甘くてフルーティな匂いがする…と思ったら、四枚目の写真の花が咲いていました。
ちょっと自信はないけど招霊(おがたま)ってことにしておきます(*^^*)