【短歌】水族館 | monologue~宥生のひとりごと~

monologue~宥生のひとりごと~

短歌、はじめました

さはさはと群れ游ぎたり深海のさかな水槽生まれのさかな

胸びれに味蕾を持てるサケビクニンおまへに舌を這はせてみたし

暗幕の水槽に身を灯らせて吹雪けるごとき魚の族(うから)

もうひとつの夜明けきたればこの陸(くが)にシーラカンスの古代語聞こゆ

ゆふやみの流離 ふたりを打ち寄せてベッドサイドはましろき岸辺




水槽越しの写真(*^^*)