今は4人部屋に入院していて、
他の人も色んなところの手術後で辛そうです。
病院にいると、頑張っているのが当たり前で、頑張らんとなぁとなぜかいつも勇気をもらえています。
今日も、私より早足で病棟を何十周も歩いてるおじいさんを見て、なんか恥ずかしくなってしまった…
負けるな、私。(勝ち負けじゃないけど、ちょっとリハビリサボってたのですわたし汗)
年末に結果が出てから、
私はこれまでで初めてぐらい凹んでいました。
今までは手術で取れればいい!って方針のもと主治医も家族も前向いて来てたんだけど、
消化器外科の先生には、
「これから抗がん剤治療をしてもしがんが縮小しても、手術ができる状態じゃないと思うよ」って。
あ~、ついに…来た~。
恐れていたこの日が来た…
それからは、
お風呂の中だったり、
職場から帰って家の玄関前だったり、
バスの中だったり、
自分の部屋だったりで、
ふとした瞬間にじわ~と涙が出た。
もし私が親より先に死んだら…
もう一緒に過ごせることができなくなる。
お父さんやお母さんや妹は、
とても悲しむ。
深く深く傷つけてしまう。
と、思ったから。
これまで数え切れないぐらいの迷惑をかけて来たけど、これが一番の親不孝…。
それだけがとても悲しかったし、とても辛かった。
申し訳ないけど、あとは何も思い浮かばなかった。
もうひとつ激しく考えたことは、
これまでの11年間、どこかで治療への判断を間違えなのではという後悔もすごくした。
もし、去年4月の膝の感染症の時に、
さっさと手術してたら…
こんなに一年近くも抗生剤飲まずに済んで、免疫力下がらずに、転移も防げたのでは?とか。
(ごめんなさい、完全に素人知識、全くの憶測)
早く足の手術したら、残された時間、もっと自分らしく生きれたのに!とか。
こういう整形外科の主治医への不信感も年末からどっと高まった。
私の頭の中は、
恐怖と不安と悲しみと苛立ちとでいっぱいでした。
たくさんの情報をネットで調べた。
薬や手術、民間療法、がんの原因、食事、がん患者のブログ。
探しても探しても、
読んでも読んでも、
全く満たされない。
頭の中、心の中、転移が全てだった。
yukie