いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)。また大寒波が来週訪れるようです。今日は皆既月食、ブルームーンですが、天気は微妙です。
さて、本題です。
儒教というのは建前です。中国のだいたいの官僚は、道教と仏教をやっているのです。儒学者以外は、儒教は試験のために必要なだけだから、盲信していないのです。
中華思想も、儒教由来なので、仏教や道教、老荘思想では、中華思想はありません。
日本人が、神道、儒教、仏教を融合させていたように、古代中国人も、「儒教を勉強して、官僚となり、仕事は孫子や韓非子等の現実主義者の方法を使い」、開運や死後の対策のために、仏教も道教も学んで、バランスよく活用していたのです。
中国では、儒教、仏教、道教の主導権争いがあったので、定期的に、仏教が弾圧されたり、皇帝が道教にはまって、科挙の試験科目に老子が加わったり、波乱万丈にやっていたのです。
しかし、明以降は、儒教で公務員試験、精神生活は仏教と道教、さらに徳を積んで運命を改善しましょうという道徳本がブームになったのです。
中国人は見栄っ張りなので、仏教や老荘思想はともかく、ロジカルに説明できない道教(道教の経典が自動書記で書かれていたこともインテリが表向きは避けた理由です。普通に胡散臭いから)は低俗なものとして扱われ、インテリも表向きは道教は興味がないというようにふるまってきたのです。
しかし、中国人のインテリも大半は、宗教大好き人間ですから、道教で開運的なことをやっていたのです。仏教は、延命術がないので、徳を積んで現世の運命を改善しましょうというのは、道教から由来の思想なのです。
林雄介with,you。
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