6月読書 | 拓郎のブログ

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日々の生活について楽しく綴っていけたらと思っています。

6月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:3405
ナイス数:628

ヌヌ 完璧なベビーシッター (集英社文庫)ヌヌ 完璧なベビーシッター (集英社文庫)感想
最初はミステリだと思いながら読んでいました。でも、どうも面白くないのです。残り20ページぐらいになってこれはミステリでないと気づきました。ゴンクール賞はミステリの章ではなく直木賞?芥川賞?みたいなものだったんですね。訳者あとがきを読んでよーくわかりました。そういう意味では、結構すごい小説のような気がします。いわゆる文学が好きな人にはお勧めではないかと思います。
読了日:06月30日 著者:レイラ スリマニ
恥辱恥辱感想
ふと思いついてノーベル賞作家の作品を読んで見ました。最近の受賞者で南アフリカというところと2度目のブッカー賞受賞作ということから読みましたがちょっと舐めていました。やっぱり小生のようなものには純文学は難しすぎました。色々な引用が有るのですが無知というのは辛いものです。訳が分からないわけではないですが良さがわかりませんでした。短い作品を選択して正解でした。でなければ最後まで読めなかったかもしれません。
読了日:06月27日 著者:J.M. クッツェー
新選組の料理人新選組の料理人感想
思ってたよりもずっと良かったです。パラドックス実践 雄弁学園 はずーっと前に読んでいたんですが私にはあんまり面白くなかったです。直木賞を受賞したし久々に読んでみました。新撰組は京極さんの人殺しで記憶に新しいので楽しめました。同じ人物でも書く人によって印象がかなり違います。人殺しでは土方は剣豪だったと思うのですが今作では剣の腕は今ひとつとありました。でもなんと言っても鉢四郎が良かったです。門井さんの新撰組作品がもう1作あるのでこちらも読みたいです。
読了日:06月24日 著者:門井慶喜
アキラとあきら (徳間文庫)アキラとあきら (徳間文庫)感想
読み終わってまだ続きが読みたいと思いました。ということは面白かったということなんだと思います。暎の少年時代は結構読み進めるのがしんどかったけど、就職試験のあたりからだんだん良くなった気がします。二人が入行してからは、もう半沢直樹の世界そのままでした。なんか半沢シリーズで伊豆のホテルがどうこうってあった気がしますが、あれは今回の物語とは関係かないのかしら。彬と二人で銀行で大活躍する続編を期待したいです。
読了日:06月22日 著者:池井戸潤
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
作者はアジア系アメリカ人らしいのですがかなり日本通の様です。もう少しロボットに活躍して欲しかったです。秀作とまでは言えないかなー。
読了日:06月17日 著者:ピーター トライアス
怒り(上)怒り(上)感想
なかなか読ませますねー。吉田修一さんは悪人を朝日新聞で読んで以来ですが悪人はそんなに面白いとは思わなかったけど本作は下巻が楽しみになります。まともに日本の犯罪小説を読むのは久しぶりな感じですがやっぱり違和感があまりない分話にグッと入り込めるように思います。
読了日:06月13日 著者:吉田 修一
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
なんか海外のなんとか賞の受賞作って残念な思いをする事が多い気がします。本作は2012年アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作ですが訳者あとがきに書いてありましたが候補として容疑者Xの献身もあがっていたとのことです。どう考えても東野作品の方が上だと思います。
読了日:06月10日 著者:モー・ヘイダー
ヒストリアヒストリア感想
やっと読み終わりました。装丁を見てゲバラが主人公なのかと思って読み始めましたが違ってました。池上永一さん初読みでした。沖縄のひとなんね。カルロスが亡くなった時は残念だったけど、戦場の悪夢が演習場だったからってなぁ、んー。南米移民の小説は読んだ事が無かったのでためになりました。
読了日:06月06日 著者:池上 永一

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