みなさま、こんにちわ
さくらゆかりです。
さて、今回は三菱重工の見学施設 みなとみらい科学技術館のほうを見て行きます
館のコンセプトは
ものづくりは おもしろい
エントランス
実は、見に行ったのは去年の夏だったんです
館の構成は、5つからなっています
三菱重工の歴史
陸 海 空 宇宙 をテーマにした展示 の5つです
まずは三菱の歴史から紹介
三菱の歴史は、まずは、海運業から始まりました
海運には、貨物船が欠かせないことから、造船業にも取りかかり、1898年には大型の6000t貨物船を完成させます
三菱と言えば、有名なのが、丸の内ビル街
丸の内は、明治政府が空き地で誰も買い手が付かなった当時のこの土地を、岩崎弥之助が
「お国の為なら」といって買い取ったことがはじまりでした
弥之助は、ただここを開発するのでなく、日本を代表するビジネス街にしようという意気込みを持って、丸の内を開発します
つぎに、三菱重工の工業製品の歴史です
なんといっても、造船 ブースでは大型客船などが紹介されてました。
この船は豪華客船 飛鳥Ⅱ
こっちは、ダイヤモンド・プリンセス号
模型ですけど、船内の設備の豪華さにビックリ
石油や天然ガスなどの探査をする「物理探査船」
タイタン号
いろんな機材が積まれています
地球深部探査船「ちきゅう」
海底を掘削するドリルが装備されています
海外用低価格新交通システム「アーバニスモ」
東南アジアなどの都市内輸送に使われています
未来の都市交通システム
次は海のコーナー
深海潜水艇の歴史が解説されてます
日本の深海潜水艇から、伝説のノーチラス号まで…
日本の誇る深海6500号
輪切りの模型です
背面には操作用アームロボットがたくさん
操縦室 耐圧殻は深海の水圧に耐える設計です
深海の生物や鉱物も紹介されています
次は空です
こちらでは、ジェット旅客機の輪切り模型
コックピット
次は 宇宙です
ソユーズや、ガガーリン ロケット開発はロシアがリードしていたのですね
宇宙空間を三菱ロケットで飛ぶシミュレーションコーナーも
おお…下町ロケットの世界です
日本が打ち上げてきた主力ロケット
ロケットエンジンLE-7
地上での燃焼試験に使った実物です
改良型のLEー7A型エンジン こっちも実物
5番目の陸のコーナーの紹介をします
明るく開けたブースには、発電所の解説などがたくさんありました
エネルギー資源の採掘可能年数
石炭は54年 天然ガスは49年 意外と短いのですね…
その先はそうなるのでしょう(もう生きていないけど
)
火力発電のガスタービン
原子力発電所の発電炉
内部はとても複雑なのですね。福島原発の事故ではたくさん解説があったのを思い出します
(福島原発は三菱ではない会社の原発です)
風力発電の風車
地熱発電所
研究中の核融合発電
展示ブースは終わり
最後は鉄道や、航空機、船舶などの模型が飾られていたので、一部紹介します
ディーゼル機関車
戦艦「武蔵」
長崎の三菱造船所で造られました
航空母艦「隼鷹」最初は貨物船として造られました
「伊号潜水艦」
タンカー
「ブリジストン丸」「日章丸」
おおっ ゼロ戦です
これは「雷電」米軍の爆撃機などに対抗するために作られた攻撃機です
ゴジラマイナスワンに登場した「震電」はこのあとに作られた攻撃機ですが、終戦に間に合わず試作機のままでおわりました
YS-11
アメリカ製のジェット戦闘機F-86F
航空自衛隊で採用されました
同じくF-4EJファントム
国産の初のジェット機。三菱高等練習機T-2
三菱重工業 東芝と違い、家電メーカーではないので、造船や発電所、航空機やロケットなど大きな工業製品を作る会社であることが、紹介されていました
身近にあるものを作る会社ではないですけど、日本人の生活を根底から支えるおおきな企業であることが、よく分かりました
それでは皆さん、明日も皆さまにとって良い日でありますように~