みなさま、こんばんわ
さくらゆかりです。
今回から、企業博物館の、東芝と三菱重工とNIKONの紹介・対比?シリーズをお送りします。
三カ所とも、川崎市・横浜市・港区と京浜東北線の駅にあって、歴史ある企業です。
普通の博物館と違うけれど、こんな場所なんですよ、というところを紹介して行きたいと思います
それではまず、川崎市にある
東芝未来科学館
から紹介します
場所は、JR川崎駅の北にある大きな商業施設の一角にあって、場所が分かりやすいです。
入場も無料で、事前予約であることを除けば、とっても行きやすいです
中はワンフロアです。かなり床面積ひろい
まずは、東芝の歴史から‥
いちばん左に見える田中久重という方が、東芝の創業者です
田中久重さんについては、のちほどまた解説します
これを見ると、1875年に東京・銀座に電信機工場を創設したのが始まりということになっています。
「芝浦製作所」という名前になったのが1893年です
歴史コーナーには、いままでの東芝製品の展示がずらーっと
すごい数
これから、東芝の開発した、日本、世界に名を残す発明品や、ヒットした製品の数々を、ずらずらっとっ紹介していきます
数が多いのですが、飽きずにごらんください
日本初の水車発電機 明治27年
日本初の誘導発電機 明治28年
日本初の白熱電球 明治23年
日本初の扇風機 明治27年
日本初のX線管 大正4年
日本初の二重コイル電球 大正10年
電気機関車 大正12年
世界初の内面つや消し電球
日本初の電気洗濯機 昭和5年
自動反転式洗濯機 昭和32年
日本初の電気冷蔵庫 昭和5年
日本初の蛍光灯スタンド 昭和5年
※最初に使用されたのは、法隆寺の壁画の模写に使われました
日本初の蛍光灯 昭和15年
白黒テレビ 昭和28年
日本初の環型蛍光灯(サークライン) 昭和29年
昭和34年のゆで卵機
日本初の自動電気釜 昭和30年
初のやぐら式コタツ 昭和32年
昭和34年の14インチ白黒テレビ
手動式計算機 昭和34年
※20桁の手動式計算機を発売
日本初の電子レンジ 昭和36年
日本初のカラーテレビ 昭和35年
日本初のマイクロプログラミング式コンピューター
オリンピックラジオ 昭和39年
昭和44年の家庭用電子レンジ
世界初の大容量無停電電源装置 昭和42年
世界初の郵便物自動処理装置 昭和42年
世界初のインクジェット式ファクシミリ 昭和42年
世界初の2分の1インチカセット式VTR 昭和49年
世界初の電球型蛍光ランプ(ネオボール) 昭和55年
世界初の1MビットDRAM 昭和59年
世界初のラップトップ型PC 昭和60年
※3.5インチFDDを搭載していました
世界初のNANDA型フラッシュメモリ 昭和62年
世界最小の0.85インチHDD 平成16年
世界初のノート型PC(ダイナブック) 平成元年
※198000円と言う価格が衝撃的でした
世界初のインバーターエアコン 昭和56年
世界初のDVDプレーヤー 平成8年
世界初のDVD&HDDレコーダー 平成13年
世界初のオーバードライブ搭載液晶テレビ 平成15年
日本初MRI装置
こうしてみると、ビックリ いままで家電量販店で何気なく東芝製品は見て来たのですけど、東芝が初 っていう製品こんなにあったんですね
さて、ここで創業者の田中久重さんについて…
田中久重さんは、もともと、からくり人形や和時計を発明した人として知られ「からくり儀右衛門」の名で知られるほどの発明家でした
初代田中久重の作った製品の紹介が、いくつか展示されていました
からくり人形
万年時計
ここからは、東芝の工業技術の数々を、展示ブースに沿って紹介します
超電導 リニア新幹線に使われている技術だそう。1日に4回実演タイムがあります
半導体の解説コーナー
半導体を切り出す前のシリコンウエーハー テレビで見たことある方多いのでは…
新技術 解読不可能なネットワーク上の電子暗号通信。
ナノライダー
半導体メモリーの中のナノの世界に入り込み、
情報を記録するための電子を集めるライドアトラクション
重量子線 がんの治療に使用されています
重量子線発生装置模型
紙幣整理機
次に、駅の自動改札機
世界初の自動改札機はオムロンが開発したのですが(今でもシェア40~50%)
東芝も現在自動改札機を製造しています
改札機のスケルトン! 部品ばっかり
超高速エレベーター 日立・三菱・東芝が激しい開発競争をくり広げています
東芝と言えば、モーター
高効率電車用モーター
東芝製の電気自動車のモーター(PCU)
水素発電は…
水素タンクから水素を送り、酸素をくっつける(燃料電池)のが
水素発電です
太陽光発電
風力発電
風力発電機に搭載されている軸受けの模型です
地熱発電
センサー技術のデモンストレーション
カメラの前に立って、全身をスキャンしてもらって
まずは、体積 ブロックの数に換算(262キューブだそう)
続いて水分量…
50%でした
心臓の音に合わせて、音楽を奏でます
50万ボルトの静電気を体験
静電気発生装置に触っていると、時間と共に髪の毛が立つ
(実際体験したのですが、自分の姿は撮れなかったので、デモをお見せします)
東芝製品の歴史コーナーは圧巻のボリュームでした。
技術解説エリアには、ただ眺めるだけでなく、体験して分かりやすく解説してくれるアトラクションやコーナーがあって、大人でも子供でも楽しめる内容になっていました。
スペースも広々、予約制で密集の混雑もないので、のんびり見学して見るのもいいな、と思います
それでは皆さん、明日も皆さまにとって良い日でありますように~