ベルリン映画祭銀熊賞受賞 ~ミツバチと私 | さくらゆかりのマイページ

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すっかりオバさんの女装子ですが、お付き合いくださいね

みなさま、こんばんわ飛び出すハート 

さくらゆかりです。

 

 

しばらく映画の記事を書いていなかったのですが、久しぶりに書くことにしました

(今回はスミマセン 文字ばっかりです。次回は普通のお出かけネタですので、今回は読み飛ばす方がいらっしゃってもぜんぜんOKです)

 

といっても、ずっと映画を見に行っていなかったのではなく

 

去年から

「鬼滅の刃 上弦集結」「名探偵コナン」「東京リベンジャーズ2」「スラムダンク」「生きる」(ダウン症金澤翔子さんの映画)「シン・ゴジラ」「リトルマーメイド」「沈黙の艦隊」「ミステリと言う勿れ」「ゲゲゲの鬼太郎」「翔んで埼玉・琵琶湖より愛をこめて」「首」……

 

 

等々毎月1本は見ていて、それでもまだ見逃した映画の方が多い!?と思っているのですが

 

ブログに書く時間がもうなくて😉 そのままにしている状態でした

 

まあ、どれもみなさんご覧になっているような映画なので、特に記事にすることもないかな?

 

ですが

 

 

今回は、あまり一般には知られていないようなので、紹介することにしました

 

 

作品ポスターはこちら

ダウン ダウン ダウン ダウン ダウン 

 

 

どうです、この美しいポスターびっくりマーク

 

製作はスペインの映画ですけど、このポスターのように、主役の女優さんと、舞台となるスペインの風景(バスク地方)がめちゃくちゃ美しいんですキラキラキラキラ

 

 

 

といっても、今まさに公開中なので、あまり細かいネタバレをするわけにも行かず

ただ、思いつくままにいくつか感想だけを中心にお話しをしますイエローハーツ

 

 

 

 

と、その前にあらかじめひとつだけ告白しておきたいんですけど…

 

この作品、トランスジェンダーがテーマの映画です。ワタシは現在自分も

こういう活動?? を行っている最中なので、なにか特別意識を持っているのでは…

と思われているかもしれませんが、そんなことはなくてタラー

 

ワタシは、LGBTQでも性同一性障害でも、こどもの頃から違和感を持っていたのでも

なんでもありません🌝

 

ある時から、ただこういう世界を覗いてみたいと言う気持ちに陥ってしまった

だけで、女性の姿になるのが、本来の自分だ、みたいな気持ちもなくて

いつか、飽きてしまったら(疲れてしまったら?)

自然と止めるだろうな~ と普通に思っています

 

まあ、姿かたちもマツコ・デラックスさんみたいでいいや

と思っている口です

 

肝心かなめなことは、特別に違和感や不快感を与えるのでなく

それなりに整っているのならそれでいいじゃないか 

という心理で、ある時から(最初から?)

こだわって美しくなることに見切りをつけました

 

なので、服装コーデとか、執拗に体形をほめるとかにたいして興味はありません

(ただ、健康診断でメタボと言われているので、それだけはメチャメチャ

治したくて、そっち方面のダイエットはしなくちゃと思ってます!))

 

 

今回は、さいきん通っている、絵本の専門店の店主さんが

「こういう映画があるよ~」って紹介して下さって

しかも、そこの書店で「トークショー」も企画するとの事だったので

 

 

なので、映画のチラシを頂いたので見る気になった、というわけですグラサンハート

 

 

ダイヤグリーン ダイヤグリーン ダイヤグリーン ダイヤグリーン ダイヤグリーン ダイヤグリーン 

 

 

主人公は3人兄弟の末っ子の男の子男性トイレ

 

 

でも、小さい頃からじぶんに違和感を抱くようになっていて

とくに、自分につけられた男の子としての名前「アイトール」

に激しく抵抗感を感じるのです

家族のあいだでは「ココ」と呼ばれていました

 

そしていつしか心の閉じこもった少年?になってしまいました

 

当然、父も母もそのことを素直に受け入れることはなく…

親子や夫婦のあいだでも葛藤が生じるのでした…


(以下写真は公式HPです)

 

 

おかあさん

 

 

 

きょうだい

 

 

 

ある年、夏のバカンスに母と子の3人の4人で、自然豊かな母の実家の地方に

出かけます

 

 

この写真、バスク地方の風景ですが、映画とは何にも関係ありません笑笑

 

 

ですけど これに似た風景が、作品中にも出てきます

 

 

 

ココは、ここで過ごすときも、

親戚との付き合いや、プールへのお出かけや

いろんな場面で、閉じこもった自分から抜け出せず

 

でも女の子のドレスや女の子のお友達に心が救われます

 

 

そして、おばあちゃんが、次第にこころを理解してくれて

 

 

そこには、叔母が営む養蜂場があり、ココはそこでミツバチのことを知るようになります

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

 

 

田舎の儀式の洗礼の話から
ある日、自分の信仰を貫いた聖ルチア💁‍♀️のことを知り、ココもそのように生きたいという思いが強くなっていきます……。

 

 

 

 

とにかく、たいへんに美しいスペインの山里の風景の中で

ココは、おばあちゃんや母に次第に自分を理解してもらえるようになり

頑なだった心もしだいにほぐれていく という物語になりますラブラブ

 

 

言い忘れましたけど、映画監督も女性の方です

 

 

最後どうなるかは、ご興味のある方はごらんになってくださいね真顔

 

 

 

ちなみに

ハリウッド映画の大作でないので、映画館とっても少ないです

各地方(北海道とか九州地方とか)毎に3~8館ずつくらい流れ星

 

 

 

作品解説パンフレット(700円!)

 

 

 

この作品が話題になったのは、ベルリン映画祭で受賞をしたのが理由なんですけど

主役のソフィア・オテロさんが当時8歳にして

ベルリン映画祭にて史上最年少にして主演俳優賞を受賞びっくりマーク

 

 

しかも、トランスジェンダー作品が契機だったということで

ベルリン映画祭自体が、それまで設定していた主演女優賞とか、男優賞を止めてしまいました、この回から‥

 

 

本当に8歳とは思えぬ、自然体の演技で(でも眉間のしわは大人びていた悲しい

それはいちばん光っていたのだけど

 

物語のストーリーは、家族の子育ての問題や

何もかも固定概念で決めようとする、社会(世間)の習慣とか

 

それらが、浮わついていない普通の描き方で

そっちが逆にむしろ、見る人の心に残ったんじゃないかって

 

だからたくさんの人に拍手してもらえて

銀熊賞の栄誉に輝いたんじゃないかって思いました

 

 

なので、あまりトランスジェンダー的な批評にのめり込まず

障害児の親や、精神的に引きこもりの子の親や

もっと広く言えば、世の中から孤立していると思う大人もみんな

同じように、悩んでるんじゃないだろうかって

 

 

ワタシ的にはジェンダーレスより、

どんな国に行っても、父親のこどもの育児に関する

理解度とスピードと保守主義は、母には敵わないことが多いんだ

という観念の方が記憶にのこりましたショボーン

 

 

 

ちなみに、映画館

 

新宿武蔵野館です

封切り日の夜の回で、特別ゲストのトークショーを見たくて

 

この女の子は若手女優の

村山輝星(きらり、13歳)さん

 

日本の若手女優の代表飛び出すハートとして選ばれたそうな…

本人プレッシャーだったそうですけど 立派びっくりマーク

 

 

若い子なのに、感想では

「性別のことだけでなくて、宗教や職業の選び方なんかも、誰もが自由に選べる

世の中になったらいいな~ って思いました」

と述べておられました。とっても拍手お願いお願いです

 

 

 

下の写真は、ブックハウスカフェ(神保町)のトークショー

 

 

 

 

 

映画トークのはずだったんですけど

おふたりの女性人生?

(家族、葛藤や苦難)の打ち明けトークでした

こういうタレントの方はみなさん、明るくてパワフルですねびっくりマーク

 

 

 

 

追記;ヴィヴイアンさんがみんなに名刺を配っていました!

もらいました爆笑

 

 

と、いうわけで、今回は、どうしようもない長トークになってしまいました笑い泣き

読んでくださいました方ありがとうございますお願いお願い

 

 

けっこうテレビや新聞にも掲載されているので、もしかしたら

あ、紹介映像見たよという方もいらっしゃるかもしれません

 

 

それでは、次回からしばらく、横浜のみなとまち散歩の記事を書くつもりです

 

 

 

晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ

 

それでは皆さん、明日も皆さまにとって良い日でありますように~