みなさま、こんばんわ
さくらゆかりです。
今回からしばらく、今まで横浜に何度か訪れたお散歩をまとめて、ミュージアムや記念館巡りをお伝えしたいと思います。
けっこうな分量になるので、数回に分けてお届けして行きますね
まずは最初、神奈川県庁の前にある
「横浜開港資料館」
(ホームページより）横浜開港資料館は、横浜の歴史に関する資料を収集し、閲覧・展示・出版などにより一般に公開する施設です。
海岸通の、向かい側から見た資料館
中に入ると、すぐ見えるのが「たまくす」の樹
植物的には、「たぶのき」という木です
このペリー提督横浜上陸の絵に描かれている この木です
といっても、実際には、この場所の樹がそのまま現在まで残っているのではなく、途中で大火にあったり、大震災にあったり、移植されたりして、数々の苦難を乗り越え、ようやく生き残った数少ない「たまくす」です
横浜が開港した当時の数々の絵に登場することから、横浜の歴史を象徴する貴重な木として、横浜開港資料館に現存する「たまくす」が有形文化財に指定されました
ここ開港資料館は、実は館内の展示室はすべて撮影禁止。撮った写真では紹介できないので（公式ＨＰにはかなり解説記事あり）
HPの記事を一部使用して、記憶にのこった展示をすこしだけ紹介します
ペリー提督の顔
見て下さい、いろいろな顔があるでしょう
ペリー提督の肖像画や挿絵はいくつも残されているのですが、江戸時代末期なので、写真や通信手段もなく、ひとびとは聞き伝えられたペリーの印象をもとに、いろいろイメージしてペリー提督を描きました。
伝言ゲームをしているうちに、こうしたお顔になってしまったんでしょうね
外国船が来航した頃の（19世紀）世界地図の地球儀
黒船や咸臨丸の絵も描かれています
ペリー提督の率いていた黒船の模型
さきほどの絵です
油彩画です。ペリー艦隊に随行して来日したペーター･B.W.ハイネという画家が、（嘉永7年
2月 10 日）の、上陸の日の様子を描いた絵と言われています
市内各所の、多数の施設や街並みの歴史を、写真で紹介するコーナー
日本初の近代水道も横浜から始まりました
道路の角に作られた共同の蛇口「獅子頭共用栓」
ガス塔も…
入館料は200円です
ちいさい資料館ですけど、中庭が素敵
続いてご紹介するのは、開港資料館からほど近い
「横浜税関資料展示室 クイーンのひろば」
屋上のドームの形状から「クイーンの塔」として親しまれています
横浜三塔 あとの二つは「キングの塔」と「ジャックの塔」
わたしの大好きなゆるキャラ ここにもいました
江戸時代、最初に設けられた税関（運上所）の再現
床にはおっきな開港当時の横浜の絵図が…
税関と聞くと、まじめな地味な展示ばかりと想像しますけど、ここは横浜の街の歴史もたくさん紹介されています
税関の歴史や、横浜港の発展などが紹介されているコーナー
歴代の税関の建物
歴史上に名を遺した税関長の方々
横浜港と税関の歩み
税関のお仕事の紹介コーナーに入ります
まずは、税関職員の制服から‥
税関のイメージキャラクター
「カスタム君」なんだそうです
さて、ここからが税関のしごとの本番
麻薬の密輸の摘発です
税関が摘発してきた、麻薬や覚せい剤や、違法ドラッグの数々
ニュースで報道されるような密輸事件と、日々戦っているのですね…
税関の仕事と言えば、もうひとつ
「偽ブランド」や「模造品」の摘発
偽ブランド品の展示が、たくさん紹介されていました。ほんとうに、普通のひとには
どれが本物で、どちらが偽物かは、見分けがつきません
ガラスに縦に文字が入ってるの、分かりますか
「これ ぜんぶ ニセモノ」 
象牙の密輸の摘発も（とくに日本は多かった）大きなしごと
こちらはイグアナ
ワシントン条約で輸出入が禁止されている生物って、けっこうたくさんあるんです
（漢方薬なんかも含まれてるんですって…）
税関業務のおさらいです
この再現セット 税関職員の現場での仕事風景です。
税関の歴史は、そのまま横浜の歴史でもあるので、写真などを通して、昔の横浜を知る事ができます
よこはま税関TIPS集
最初に行ったのは、
夏でした
入口すぐのところにはカスタム君と一緒に撮るフォトスポットがあります
さいきん訪れたときの写真
真ん中に展示されているのは、税関の建物を色どった建築装飾です
いろいろ、税関のしごとのこと、勉強しました
横浜中華街 
ことしのお正月
関帝廟 いつ見てもきらびらやか
辰年なので、龍の獅子舞
夕暮れ時が素敵ですね
それでは、第1回はここまで
次回は、神奈川県立歴史博物館やシルク博物館を紹介します…
それでは皆さん、明日も皆さまにとって良い日でありますように～