“PEACE CARD2019 関西展”で
上村恭子さんの作品を観ました
今 京都で「PEACE CARD (ピースカード)2019 関西展」が開催されています。
(「PEACE CARD 関西」のホームページでは、次のように説明されています。)
『 PEACE CARD（ピースカード）は、1988年に数人のイラストレーターの呼びかけで始まったピース・アクションです。ポストカードを主体とした作品展で、平和を願うイベントとして毎年開催されています。
関西展は2012年、PEACE CARD25周年の年に、第１回「PEACE CARD 2012 関西展」を大阪で開催したのが始まりです。関西展では特に、小作品の展示とポストカードの寄付を広く全国から募集し、その和を広げることを目標としています。
そして2019年の本年、第８回目となる「PEACE CARD 2019 関西展」を京都にて開催いたします。「PERCE CARD関西」の開催は２度目となる京都の地から、思い合うピースエールが広がることを願ってやみません。』
私の大好きなイラストレーター・上村恭子(うえむらやすこ)さんも作品を出展されていると知り、10月23日に京都に行ってきました。
会場は、京都らしい民家がギャラリーになった「ちいさいおうち」です。
ギャラリーの前の道路からも、たくさんの作品が並んでいるのが見えます。
壁に展示されている作品1点1点をゆっくり観ました。
それぞれの作家さんの願うPEACEが描かれています。自然に笑顔になる作品もあれば、考えさせられる作品もあります。ドキッとするものもあり、よくわからないものもありました。
机にはポストカードが展示されています。プロの作家さんの作品も、一般の人の作品もあります。何百人もの人がPEACEを願いながら描いた作品です。
上村恭子さんの作品もありました。
「肩の小鳥」というタイトルの2点1組の作品です。
ギャラリーの方の許可を得て自分のカメラで作品を撮らせていただきましたが、作品全体をここに載せるのは控えます。
ただ、上村さんご本人がSNSに作品の一部分を掲載しておられるので、そのまたほんの一部分をアップさせていただきます ↓(これだけぼかすともはや何なのかわからなくなってしまい、かえって失礼な気もしますが
)
作品全体をご覧になりたい方は、ぜひとも会場に足をお運びください。
強い色を使った作品が多く並ぶ中で上村さんの絵は淡い色遣いで、一見控えめな感じの作品に見えました。
でも今のこの時期に、この絵を描く上村さんの思いを考えると、その主張には熱いものを感じます。やさしく柔らかいイメージの女性やかわいらしい子どもの絵が多い上村さんですが、その中に芯の強さを持っておられる表現者だと思いました。
この日在廊しておられた若い女性の方とお話したのですが、その方も上村さんの大ファンだということで、しばし「上村さんの絵、いいですよね～
」と推しを讃える楽しい会話になりました
この「PEACE CARD 2019 関西展」は、10月27日(日)まで開催、毎日ワークショップも開かれています。