さをり織りアーティスト・東節子さんの個展“Harmonia(ハルモニア)”を観てきました
一昨年、友達からご紹介いただいた「せっちゃん」こと東節子(あずませつこ)さんは、心底さをり織りに惚れ込んでいるさをり織りアーティストです
私の依頼でせっちゃんが織ってくれたストールは私の宝物
せっちゃんがこの度、大阪で初めての個展“Harmonia(ハルモニア)”を開きました
Harmoniaとはハーモニー・調和とのこと。
当初は10月12日~14日の3日間の予定でしたが、生憎の台風で 13・14日の2日間の開催となりました
私もせっちゃんの個展をとても楽しみにしていたので、台風が近づいてきた時ははらはらしましたが、14日に観にいくことができました。
個展会場の入口から、せっちゃんの世界です。
笑顔のせっちゃんがお出迎えしてくれました。
中に入ると、ずらりとせっちゃんの作品が並べられていて圧倒されます。
全てせっちゃんが気持ちの赴くままに織り上げた布を、せっちゃんが縫って作った洋服です。色合いも織り方も形もすごく自由で、見ていると楽しくなってきます。
めったに手に入らない貴重な糸で織ったという、オレンジ色の服を羽織らせてもらいました。
軽くてしなやかで、ふんわりと包まれるような気分です。柿の実のような温かな感じの色が美しい。
「私の服は、着るというより 纏って(まとって)ほしい」とせっちゃんが言うように、服と身体が一体になる感じです。
飾られている写真はせっちゃんの服を纏った人ばかりで、アーティスティックでカッコいい。
「プロのモデルさん?」と思いきや、3人のお子さん達だそうでビックリなんてイケてる家族なんだ
息子さんが着てるってことは、男性も着られるってことなのね
かわいい小物もいろいろ
たくさんの作品がありますが、作品以上に印象に残ったのは、さをり織りについて熱く語るせっちゃんの情熱です
「この服ってどんなのか、着て見せて」というみんなのリクエストに応えて着てくれたのですが、そのまま個展を開くまでの道程を語る姿は、BGMに情熱大陸のテーマを流したいほど感動的でした
でも、語りながら服の後ろがどうなっているか、ちゃんと見せてくれました。
ただ、みんなが感じたのは「この服とってもステキなんやけど、細すぎて、着られる人がせっちゃんしかおらんで」ということでした
実は私、入ってきた時から気になっている服がありまして……、これなんです ↓
ずっと目が離せなくて、お願いして着てみました。
2Wayだそうで、被って着ることもできるし、羽織ることもできます。
着たらとっても気に入ってしまい、買っちゃいました
すごくすごくうれしいです多分、70歳80歳になっても着てる気がします
ちなみに後ろはこうなってます ↓
“Harmonia”のタグが付いてます。
心が伸び伸びする素敵な個展でした。
せっちゃん、いい服をたくさん見せてくれてありがとう
いつかまた、2度目の個展開催を待っています。
皆さん、東節子さんのさをり織りはほんとうにステキですよ