お店に入ると柱に書かれた融通無碍の
文字が目を引きます。
今回はカウンター席に通してもらいました。
一枚板のカウンターは高級感があります。
この日は
38500円のおまかせコースを利用
とりあえずの生ではなく(笑)
シャンパン ラリエからのスタート
目の前で注いでくれます。
シャンパン ラリエ
熟成感もあり繊細で雑味もなく
とっても美味しかったです。
程よくドサージュもきいて飲みやすい。
シャンパンで喉を潤すなんて贅沢
お食事スタート
毛蟹 きゅうりの土佐酢のジュレ
土佐酢の酸味もマイルドで
毛蟹にの旨味を邪魔をすることなく
梅雨時のジメっとした時期にサッパリと。
最初の一皿にはふさわしい。
毛蟹もたっぷりなのも嬉しい。
本日使う食材見せ
石川県産 能登の鳥貝と言ってました。
目の前で捌いて新鮮そのもの。
コチの唐揚げ うにのせ
淡白ながらも上品な白身魚のコチ
味噌づけされたうにと一緒に食べると相性抜群でした。
山椒ソースのピリ辛も良く合う
日本酒にチェンジ
新政 陽乃鳥
せっかくソムリエバッチをつけたソムリエさんが
いるのに(笑)日本酒をリクエスト
濃密な甘みと甘酸っぱい酸が際立ってました
そんなに日本酒感もないかも。
強すぎる甘みではなく美味しいです~。
とり貝の玄米がゆ
お凌ぎとして出てきました。
とり貝が新鮮で歯応えもよく
とろみのある出汁がきいて程よくお腹にたまる~。
太刀魚 ごま豆腐 じゅんさいの椀物
身が柔らかくじゅんさいのつるんとした食感が良く
素材そのものを楽しみます。
野口尚彦研究 夏の生酒
この酒蔵さん知らなかったのだけど
酒造りの神様と呼ばれているみたいね。
軽やかな飲み口でとても素直でした。
ますのすけの藁焼き
カウンター越しから見える炎と煙がライブ感がありました。
藁の香りに包まれたますがより一層美味しくなってました。
脂も良く乗って塩をつけると更に引き立つー。
やはり日本酒が進んじゃう
色んな種類を飲んで欲しいとの事で
半合グラスなのもありがたい。
日本酒 田酒
甘口をリクエストしたら田酒が出てきました。
純米吟醸らしくキレも良く安定の美味しさ
さすが田酒
大将のハモの骨切りは熟練の技
テンポよくザクザクとした小気味よい音が
お店に響きます。
ハモのあぶらしも
肉厚で脂が乗ってとろける美味しさ
・鮎の塩焼き
長良川の清流が育んだ鮎
旬は6月〜8月でまさに今が旬
和食だとスダチを添える所だけどあえて
柑橘系のフィンガーライムでサッパリ
内臓もクセがなく頭から尻尾の先まで食べられちゃう。
見た目は牛タンシチューみたいだけど
つけうどん
焙煎したゴマダレが絶品!!!
蕎麦に見えるおうどんが喉越し良く美味しい
〆は
土鍋で炊いたご飯
すずきと万願寺とうがらしの土鍋炊き込みごはん
かまどで炊いた炊き立ての土鍋ごはん
万願寺とうがらしは辛さはなくほんのり甘く
素材がいかされてました。
デザートは2段階で
あんずの水羊羹
寒天も柔らかく甘さ控えめ
風味もまろやか~。
最後は大将が丁寧に抹茶を点ててくれ
大将のこだわりが感じる旬の物を惜しみなく使った
美味しい日本料理でした。
お人柄も良くとっても話しやすい!!!
お酒類も素敵なワインからレアな日本酒まで
ボキャブラリーが少ないワタシでさえ
こんなのが飲みたいと伝えるとドストライクな物ばかりでてきて
センスの良いソムリエさんがいて楽しめました。
朝食も人気みたいなのでいつか行ってみたいです。(*^^*)