女性起業家のための経理・法律アドバイザー ママさん社労士
澤井ゆかりです。
失業手当とは?
起業を目指し、会社を退職する。
そう決断をするなら、気を付けるべきことがあります!
お勤めしていた会社で雇用保険に加入していた場合、
退職すると失業手当がもらえます。
このことは、誰でも知っているでしょうし、
実際に退職後の収入のアテにする方も多いでしょう。
一般的には失業手当と呼んでいますが、
本当は失業給付(基本手当)といいます。
退職してから失業状態にあること、
勤務中に1年以上雇用保険に加入していたこと、
が受給するための条件となっています。
どのくらいの給付が受け取れるのか、については
お勤め時にもらっていた給与額と、
勤務年数、そして離職理由によって変わります。
自己都合退職で勤続10年未満であれば90日、
解雇など特別な事情による退職で勤続10年未満であれば、
年齢に応じ120日~240日となっています。
起業すると、失業手当はどうなるの?
では、起業のための退職の場合、
何に気を付けたらよいのでしょう?
実は、失業給付を受けるためには失業状態になければいけません。
つまり、職を探していて、いつでも仕事ができる状態です。
と言うことは、起業しているとすでに職についていることになり、
失業給付が受給できないことになるのです。
では、どうしたらよいのか?
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