イギリスに住み始めた頃から憧れていたものがあります。

それがこれ!

大きいだけあって値段もビッグだったのでずっとためらい・・・早21年・・・

この前主人が一人で長距離の散歩へ出かけた時に、迷ってしまったそうで、その時にたどりついた住宅街にポツンとあったアンティークの時計屋さん。

もう、これは運命でしょ?!

値段も一時期よりもグランドファーザークロック(大きな古時計)の値段がかなり下がったとお店の方が話してくださったそう。

見に行ってみる?と言われて二つ返事でいざ!出発🌟

 

お店のサイモンさんが工房を見せてくれました。

たくさんの時計のカチカチと時を刻む音が聞こえてきます。

なんだか不思議の国に迷い込んだかのよう・・・

そして色々なところから時間を知らせる鐘がなる。

鳩時計もあったりして(笑)ポッポーポッポーと鳴くんです。

かわいい!楽しい!ワクワク工房です。

趣味が高じて仕事にした・・・そんな印象を受けました。

このお店の2階がお家だそうです。

イギリスではアンティークはとても身近な存在でいつでもどこでも誰でも親しむチャンスがあります。

街の小さなアンティークフェアーにもお宝は眠っています。

アンティークのテレビ番組ももちろんあって、自分がガラクタ蚤の市で買った2ポンド(2021年6月現在で約300円)の指輪を鑑定してもらい実はそれが1000ポンド(2021年6月現在で約15万3000円)ということが判明し腰を抜かしそうなおばちゃんが半泣きで嬉しそうに握りしめてたっけ。(笑)

そう思うと日本で売られているアンティークは輸送費がかかるのでプラスでかなり値段が高いなぁと毎回思います。
だから日本からイギリスに遊びに来るお友達がいつも「これ日本だったら3倍だよ〜〜!」と驚いています。

小さなものだったら持って帰れるけれど、大きなものは難しい・・悩ましい〜〜

 

こちらはフランス製の置き時計。

とっても可愛くて欲しくなっちゃいました。

負けてくれると言ってくれましたが、今回はのっぽの古時計とリビングルーム用にドイツのアンティーク時計を買ったので諦めた〜。

さて〜どの時計が我が家に?!

ちなみに大きな方はグランドファーザークロックというそうで、小さいほうがグランドマザークロックというそうです。

納得!(笑)

この日まで知らなかったです。

 

鐘の音を聞かせてもらいましたが、重みのある重厚な優しい音ではなく、なんか忙しそうに淡々と鳴ってました。(笑)

もっとよい音色のものもありましたが、形とか予算とか(笑)色々なしがらみがあり・・・

後日家にやってきました!

これから新たな仕事が増えます。

8日に1回はネジを巻かねばなりません。

古き良きものを受け継ぐ大変さ。(笑)

これは主人のお仕事にしました。

よろしく!

毎週月曜日の朝はねじまきからスタートです。

 

時計屋さんのサイモンさんが丁寧に調整してくださっていました。

置く場所を悩みましたが、なんとかこのドアとドアの間に置けたのでここに決定!

他の場所も試しましたがなんだかバランス的にここがいいような気がします。

この時計は私の家と同じでジョージアン時代のものだそうです。

時計屋さんのサイモンさんが「戻るべき場所に戻って来た。時計が喜んでいるよ。」って言ってくれました。

200年以上も前の家と時計。

たくさんの人々の日々の暮らしを見てきたんだよな〜と思うと、その中に私たち家族の日々も見られているのか〜(笑)って背筋が伸びます。

ダイニングルームに置きました。

みんなが楽しく食卓を囲む様子をあたたかく見守ってくれそうです!狼と七匹の子山羊のようにかくれんぼうにも使えるかな?!(笑)



ドイツ製の掛け時計はかなりかわいい音がします。

これはリビングルームに。

ただこれも手巻き・・・お寿司だったらいいけれど時計のねじまき(笑)
やっぱり各部屋に時計があると安心します^^;

昨日はこれを作ってビール飲みました❤️

おやつに、ビールのお供にぜひ🌟

 

楽しいプチ旅行!

イギリス旅行気分でご覧ください🌟