イギリスの家庭料理の一つコテージパイ。皆さんがよく聞くのはシェパーズパイではないでしょうか?
シェパーズとは羊飼いの意味。使うひき肉はラム肉なのです。コテージパイは牛肉を使います。
今日は味噌とネギの風味で作るので間違いなく牛肉を使う方が美味しいのでコテージパイを作ります🎵
パイというのにパイ生地ではないの?という普通の疑問も出てくるのではないでしょうか?
イギリスでパイと呼ばれるものは3つに分かれます。
・ショートクラストペイストリー
バターと薄力粉と水を混ぜて作るこれがイギリスの家庭で作られることが多いです。
・パフペーストリー
何層にも重なった日本でのおなじみのパイ生地。
・マッシュポテトをかぶせて焼くパイ
今日ご紹介するコテージパイ、ラム肉のシェパーズパイ、マッシュポテトにチーズを加えて作るカンバーランドパイ、魚介類の上にかぶせるフィッシュパイなどがあります。
どのパイも大好きで我が家ではよく作るイギリス料理です。
今日はマッシュポテトをかぶせて焼くコテージパイの創作バージョン!
味噌風味のネギたっぷりで美味しい和風に仕上げました。
材料を見ていただくと分かると思いますが普通に冷蔵庫にありそうな食材を使います。
イギリス料理と日本の家庭料理っ共通点があるんです。(笑)
ここで!!!イギリス在住の皆さんに一つ重大な?!(笑)お知らせです。
イギリス在住の皆さんの素朴な感想がいつも、牛肉ってかなり日本に比べて香りが強いですよね?ということ。
確かにそうかもしれません。
そんな時は私はひき肉を流水で洗います。
そうすると臭みが薄くなってとっても食べやすくなります。
牛ひき肉ってこんな感じで売られているので、炒める時もそのままだと硬くてポロポロにほぐすのに一苦労。
そういう意味でも洗うととっても炒めやすくなります。
ただし、長所だけではなく短所もあるんです。
やはり水気が増えてしまいます。
水切りをしても炒めていると水分が出てくることはご了承ください。
でも、根気よく強火で炒めていると水分も飛んで普通のひき肉を炒めているようになりますのでここだけ頑張ってください。
そんなことに気をつけてくだされば美味しいひき肉炒めができます。
もちろんそぼろを作る時などにも活用してみてください🌟
さて!通常の作り方に戻ります。
マッシュポテトをまずは作っていただきますが、マヨネーズでさらにコクを出すのがポイントです!
牛乳で好みの硬さにしていただきます。詳しくはレシピをご覧ください!
みじん切りの玉ねぎを炒めて、牛ひき肉も加えて炒めます!
溶かした味噌を加えて、火を止めて小口切りにしたたっぷりのネギを混ぜて仕上げます。
耐熱皿に移します。
写真からも分かると思いますが、私はかなり具が多めです。
ポテト多めの方がいい場合は量を調整して好みの配分にしてもいいですよ〜。
私はこの前コストコで食べたコテージパイがあまりにポテトが多すぎたので今回は具をめっちゃ多めにしてみました。(笑)
コストコのコテージパイ ↓
マッシュポテトを均等に乗せて・・・
フォークの背で模様をつけます🌟
220度のオーブンで20分〜25分焼いて完成〜〜!
中の具にはすでに火が通っているので、焼き時間は様子を見ながら表面にいい焼き色がつけばオッケーです!
中からは味噌とネギの良い香りのひき肉が顔を出します。
カリッと表面が焼きあがったマッシュポテトとの相性は抜群〜!
イギリス料理✖️和風味!美味しすぎる創作料理!ぜひ作ってみてください🌟
詳しいレシピはオフィシャルサイトにてアップしていますので是非ご覧ください🌟
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さて!今日の盛り付けなのですが、
上はいつもの定番盛り付け。
下はちょっとおしゃれなモダンブリティッシュ風
ご紹介したコテージパイ、茹でたステムブロッコリー、茹でた人参を使っていることは一緒です!
コテージパイをスプーンで丸くくり抜くような感じに取り分けます。
細く切って水にさらして、手で握りながらカールをつけたネギを添えて動きを出しました。
ソースは醤油とお砂糖を煮詰めた濃厚な照り焼きソースで模様をつけてレストラン風。
とんかつソースなどでも合うと思います🌟
ちょっとの工夫でグレードアップ〜🎵
盛り付けしながら完成した2つの同じお料理を見て、メイクもファッションもやっぱりちょっと気を使うだけで随分違うのだろうな〜〜と最近かなりリラックスしすぎている自分をちょっと反省したりもしました。(笑)
残りのゴールデンウィークも楽しんでください🌟
私は今日はイギリス人ご夫婦を招いてのサンデーローストビーフです!
イギリス人にお出しするのも勇気がいるものです。(笑)
頑張るぞ〜〜🌟