イギリスカントリーの良さを感じるマナーハウス「The Oakley Court」

イギリスの良さはカントリーにあり。
最近はそんな風に思えるようになりました。

私がイギリスに来たのは１７年前。
東京生まれの東京育ちの私。
ロンドンへ住みたい！という希望を抱いていましたが（苦笑）なぜかイギリスの庭（ガーデンオブイングランド）と呼ばれるケント州にまずは新居を構えました。

３歳の息子と３ヶ月の娘。
子育てに追われる日々。
しかもなれない田舎暮らし。

牛がいっぱい、羊もいっぱい。
牛がモーと鳴くたびに私も「モー帰りたい！」と思ったことが何度もありました。（笑）

そのあとも私はロンドンに住むことはなく、サリー州に引っ越しました。
サリー州はイングランドの南東部に位置します。ロンドンからさらに南に下がったところです。
とはいえ、通勤圏内でカントリーな空気も楽しめつつ程よく都会にも近いという場所です。
それでも私の本音はロンドン市内の地下鉄の通っているところに住みたかった〜。

もっと本音を言えば日本が大好きなので日本に住みたい！それは今でも変わりませんが。（笑）
でも、ないものねだりをしていても状況は決してよくなるわけではありません。

住む場所で幸せが決まるわけではなく、自分の住む場所で幸せを作っていくのが本物の幸せだと思えるように、身近な自然や周りの小さな出来事に感動する努力（笑）を最初は始めました。

海外に住んでいてもブログという方法で世界が身近に何時られる時代だからこそ、そんな自然や小さな出来事を更新していくうちにたくさんの方が見て下さるようになりました。
そうすると素敵なものを紹介したいという気持ちから良い物や事にしか目が行かなくなるから不思議。（笑）

今では牛の鳴き声だって個性があるなと思えたり、自然の景色を見ながら季節の移り変わりそして地球の作り出す美しさって素晴らしいと思えるように成長しました。にこっ＾＾
きっと私がイギリスに住む意味はこうしたことに気付かせてくれる大事な人生の旅の一つだったのかもしれません。

自分が今いる場所が一番幸せと思ってからは、不思議と日本でのお仕事も増えていき、イギリスをご紹介するようなことも多くなりました。私の夢は毎月日本に戻ること。（笑）
まだ娘が家にいるので実質的には行動していませんが、自分の気持ちだけならその夢もほぼかなっています。嬉しい＾＾

本当の意味でのイギリスの良さとは、もちろんロンドンもエキサイティングで大好きですが、静かな自然いっぱいのカントリーこそ素顔の自分に戻れるし人間味あふれる地元の人との素敵な触れ合いだと私は思います。

前置きが長くなりましたが、そんな風にカントリーが素敵だなと思える場所へ昨日はお出かけしました。

「The Oakley Court・オークリー　コート」
所在地： Windsor Road, Water Oakley, Windsor SL4 5UR
電話： 01753 609988

Victorianゴシックの建物は美しくて圧巻です。
我が家へようこそ〜〜なんて言ってみたい。（笑）

入り口には素敵なキャンドルがお出迎え！

中に入るエレガントで歴史を感じる空気を感じます。

私の住んでいた前の家がヴィクトリアン時代のお家でした。
今は真新しい新築のお家。といっても引っ越して４年なのでもう新築ではありませんが。
住んでみてやっぱりピリオドハウスと言われる昔の家はインテリアだけではどうにもならない重厚さがあります。次に引っ越す時はやはりビクトリアンかエドオーディアンかジョージアン時代お家がいいな〜と思ってます。

写真を見るとわかるとおもいますがカーテンの上についているパルメットはすごくエレガントに見えるので大好き。
デザインも豊富でデザイン次第でイメージが変わります。