こんちは!ゆかっぺです。(^^ゞ
私はわりと昔から、人にあだ名を付けるのが得意というか、私が何気に言った一言が、その人のあだ名になってしまうことが良くある。
高校生の頃も、同級生のヤンキー(死語?)の男の子の事を「あ~、あのレレレのおじさんに似た人!」と言ったら、私の知らない間にそのヤンキーのあだ名が「レレレのおじさん」になってしまっていた。
ある日、隣のクラスの子が「レレレのおじさんだ!」と言っているのを聞いて、「え?」と思った私は、その子に「レレレのおじさん?」と聞き返したら「そうだよ!あの人、レレレのおじさんっていうんだよ。知らないの?」と言われた。
「知らないも何も、私が名前付けたはずなんだけどなぁ」なんて著作権を侵害されたような(大げさ!)、でも、私から発信したものが、こんなに広がって定着しているなんて、ちょっと嬉しい感じも。😊
そんな感じで、今まで私と仲良くなった友達なんかも、私にあだ名を付けられ、けっこう被害を被ったと思う。😅

ε=ε=ε=~~ε( ・д・)3゛
私は20代の頃、仕事を辞めて職業訓練校に通っていた時期がある。
その時、同じクラスに浜崎さんという2つ上の女性がいた。
浜崎さんは、彼氏の前でも平気でおならをするおちゃめな人で、たま~に一緒に遊んだりもしていた。
ある時、そのクラスの友達4人ぐらいで話をしていたら、その中のひとりが「浜崎さん、結婚するらしいよ」と言った。
そして、もうひとりの子が「(浜崎さん)何ていう名前になるんだろうね?」と言うので、
私はテキトーに
「あぁ~、馬場さんでしょ。」
と言った。
そしたらみんな「そうだ!そうだ!馬場さんだ!」と言って、その日から浜崎さんのあだ名は「馬場さん」になってしまった。

浜崎さんは、クラスのみんなから普通に「馬場さん」と呼ばれるようになり、本人も最初、笑いながらも普通にそれを受け入れていったので、もう馬場さんは、馬場さんそのものになっていった。
もう生粋のというのか、生まれつきのというのか、馬場さんは、馬場さん以外あり得ない馬場さんぶりだった。
そして、職業訓練校卒業間近、先生と、これからの進路についてなどを話し合う、面談みたいなものがあった。
馬場さんは、先生との面談が終わった後、
「もぉ~‼️💨」🐄
と、半分笑って半分怒ったような感じで、私のところへやって来た。
なんでも馬場さんは、面談時、先生から書類を渡され、
「この名前の欄には、新しい名前で馬~場と書いて下さいね」
と言われたそうだ。
先生まで、馬場さんを馬場さんだと思っていたようだ。
私は大笑いして、
「すまねぇ、馬場さん。これからも馬場さんとして生きてくれ」
と言った。
もうそこまで馬場さんになってしまったのならしょうがない。🤷♀️
職業訓練校卒業間近、私は馬場さんを見ながら、どうか結婚後のマイホームの玄関には、立派な「馬場」と書いてある表札を掲げてほしいなと思った。
結局、私は馬場さんが、結婚後どんな名字に変わったのか未だに知らないのである。
(๑¯ω¯๑)