読書習慣2024ー1~3 | 美味しいお酒を呑むために

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2024年も読書を習慣づけて読んでいきたいと思います照れ

 

2024-1     サカナ・レッスン~美しい日本で寿司に死す~

著:キャスリーン・フリン 訳:村井理子

前作『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』では、料理ができないせいで自分に自信を持てなくなってしまった女たちに料理の基本的な技術を教え、彼女たちを人生にも家事にも勇敢な「家庭料理人」に変えた米国人料理家キャスリーン・フリン。
しかし、指導する立場の彼女自身にも、料理人として目をそらし続けてきた苦手があった…。それが「魚」である。一般的な米国人よりも、魚を食べるのは好きなほうだ。しかし、料理するとなるとどうだろう。
 ある日、キャスリーンはアマゾン・シアトル本社のテストキッチンで、「魚を料理するのがこわい」という日系アメリカ人女性に出会う。日系人でありながら魚がこわいなんて。と、しょげ返るその様子に同情を寄せるキャスリーン。そして、食文化から魚が切り離せない日本には、もしかすると「こわい魚」を克服するヒントがあるのではないかと考えるようになる。
米国人も、いまどきの日本人も、魚を前に気が引ける。

米国人料理家の、苦手を愉しみに変えるチャレンジがはじまる。
 
米国の料理家である著者キャスリーンが、日本に来て魚料理の基礎から、築地市場のこと、寿司の握り方まで様々なことを学ぶ。
本書は魚のことだけじゃなく、人生における「苦手」に対するマインドの持ちようや、アプローチが「苦手」をいつしか違うものに変えていくということを知ることができる1冊。
「学ぶ」ということは選択肢を増やし、人生をきっと豊かにしてくれる。
日本の魚怖い人に、是非読んでいただきたい。アメリカ人だってこんなに魚に真摯に向き合っているのだから。 
 
 
2024-2   台所のラジオ    著:吉田篤弘
それなりの時間を過ごしてくると、人生には妙なことが起きるものだ。
昔なじみのミルク・コーヒー、江戸の宵闇でいただくきつねうどん、思い出のビフテキ、静かな夜のお茶漬け。
いつの間にか消えてしまったものと、変わらずそこにあるものとをつなぐ、美味しい記憶。台所のラジオから聴こえてくる声に耳を傾ける、十二人の物語。滋味深くやさしい温もりを灯す短篇集。
 
夕方の台所のラジオから流れる女性アナウンサーの静かな声。この番組が聞ける範囲内に住む人々の短編集。

12話の短編集で、どれもすごく面白く読み進めるのだけど、終わり方がどれも微妙なの。

はっきりしない終わり方に、ちょっと不満を持って読み終えて、作者のあとがきを読んだら、
「作者としては、物語の起承転結を描くのではなく、その始まりのところ「起承転結」の、せいぜい「起承」くらいまで、およそ「結」には至らない、そういうものを書いてみたかったのです。これはどうしてなのか自分でもわからないのですが、どうも僕は物語の「始まりのところ」が好きで、小説を書くときは、いつも「始まり」を司る天使のことを考えます。」と。そっかそっかだからかぁ。作者の気持ちはわかったけれど、私は物語がちゃんと終わらないのが好きじゃないのよね。吉田篤弘さんは初めて読んだけど、どれも終わり方が微妙なのかな?ま、そういう作家さんがいてもいいけどね。
 
 
 
2024-3   札幌乙女ごはんvol.1~3 コミックス版  著:松本あやか

仕事も恋も遊びも「食」も!
札幌には、前向きに貪欲にがんばるキラキラした女性がいっぱい。
そんな女性の魅力とごはんの美味しさをつめこんだのが「札幌乙女ごはん。」
この漫画を通じて、たくさんの人に札幌の魅力を届けます。
地元の愛され店舗にアラサー女子が突撃!
リアルで美味しい札幌・食漫画の決定版★
札幌に実在する美味しい飲食店が掲載された漫画情報誌「札幌乙女ごはん。」
札幌出張や観光のお供にも使えます!
 
旭川出身札幌在住の松本あやかさんの作品。
札幌の実在の店、美味しいものがどんどん登場。こんな札幌に特化したコミックをまったく知らなかった私。それじゃダメだろう~~~ってことで、一気に読んでみた。
 
 
札幌乙女ごはん vol,1
2015年12月7日発刊
恋に破れ、仕事に生き、婚活に精を出す、小田早織(29歳)。
彼女が美食に目覚めたきっかけは、親友が連れて行ってくれた「さっぽろラーメン横丁」にある「弟子屈ラーメン」で・・・。
恋も仕事も遊びも「食」も!
札幌在住・アラサ―女子の美食活動はじまります!!
 
もう8年も前に出された作品なので、閉店している店もあったけど、知ってる店、知ってる美味しいものがいっぱい紹介されている。
 
 
 
札幌乙女ごはん vol,2
2017年6月24日発刊
アラサー乙女・小田早織(31歳)は、職場の上司・杉原チーフに片思い中。
早織はチーフの好意をほのかに感じつつも、大人になってからの付き合うタイミングが分からず、2人でごはんを食べに行くだけの関係が続いていた…
そんな時、関西支社から初めての後輩にあたる
梅野くんが異動してきて――


恋も仕事も遊びも「食」も!
札幌在住・アラサー女子の美食活動、第2弾!!
 
 
札幌乙女ごはん vol,3
2018年10月11日発行
アラサー乙女・小田早織(31歳)は、職場の上司・杉原チーフとデートを重ねているものの前に進めない状況に焦りを感じていた。
チーフに勢いで思いをぶつけて返ってきた言葉は、「東京について来れるのか」というもので・・・・
アラサーだからこそ、捨てられないものがある。
早織が導き出す答えとは…!?
 
札幌のグルメ紹介がメインの恋愛漫画。
お話はフツーに少女漫画なので好きな人は読みやすいです。
グルメだけじゃなく、やきそば弁当、セコマ、どんぐり…みんなが知ってる札幌のお店がたくさん出てきて楽しかった。
ガイドブックにもなりそうなコミックでしたよ。
 
是非に、2024年度版も出していただきたい。