子供同士のお金のトラブルに母が事情聴取する〜その② | 3兄とおちびとおかん。医系男子3人とハーレー乗りの長男とおかんのお話

3兄とおちびとおかん。医系男子3人とハーレー乗りの長男とおかんのお話

ハーレー乗りのおお兄。
臨床工学技士のちゅう兄。
病院薬剤師のちい兄。
国立大医学部のおちび。
4兄弟の成長の日々と子育てが終わった母の人生のつぶやき。

2人をダイニングテーブルの椅子に座らせ、

「なぜ、呼ばれたかわかるかな。」

「あ、いえ。」

「おお兄からお金渡されてたよね。」

「はい。」

「その件の話、それぞれ詳しく書いてくれる?」

2人に一枚ずつ紙とペンを渡した。

「覚えてることを全部、何をやっていくらやり取りしたのか、忘れてることはしょうがないけど、それぞれ書いて合わせてみるから。お互いの見ずに、話もせずに書いてちょうだい。」

特に怒るでもなく、やる事を淡々と伝えた。
あきらめたのか、2人はお互い目を合わせることもなく、少しずつ書き始めた。

15分くらい書いて、それぞれペンを置いた。

「終わり?見せて。」

2枚の紙を照らし合わせ、多少違うところは2人に聞き、大体のことがわかった。
総額1万円のやり取りをしていた。
そして、おお兄の負けは¥7600。

負けすぎちゃう?凝視

石が穴に入るか入らないかなんて賭けは、単純に考えたら二分の一の確率じゃないの?
そんなんで、そこまで負ける???
おお兄って…(*・艸・)ぷっ

いやいや、笑い事ではない。

「さて。2人とも賭け事はやったらいけないのは知ってるよね?」

「はい。」
「はい。」

「○○くん、まだ中学生だから親の管理下にあるのよ。だから、この事はお父さんかお母さんに言わないといけない。わかる?」

「はい。」

本人が書いた紙を封筒に入れて、表書きに私の名前と電話番号を書いた。

「全部自分の口で説明して、これを見てもらって、その上でこの電話番号に親御さんから電話してもらって。」

「はい。」

そして、解放。
さて、どうなるかな🤔

続きます↓↓↓