TODAY'S
 
​読書






​生きる言葉

俵万智





​美しい言葉たち 


SNSや日常生活で

言葉を発する時

私たちは

どれだけ自分の言葉を

意識的に発しているだろうか



この本は

短歌を作る俵万智さんならではの視点で

「言葉」について

とことん考えさせられます




それがまさに

「生きる言葉」






その中で

私の脳みそにビビビ!ときたのは


俵万智さんが

「プロフェッショナル」という番組に

出た時に書いた短歌でした





むっちゃ夢中とことん得意
どこまでも努力できれば
プロフェッショナル




プロフェッショナル(プロ)には

3つのキーワードが浮かぶと

俵万智さんは仰っていました



一つ目は夢中であること。


二つ目は得意であること。


三つ目は努力をずっと続けられること。




誰にも向き不向きというのはあって

どんなに夢中でも

努力が足し算にしかならない

ジャンルというのがある


プロになれるのは

努力が掛け算になる人だ




そんな風に

俵万智さんは教えてくれました





俵万智さんのこの短歌は

これから自分は

どんな道に進むべきなんだろう、と

悩んでいる人の

道を照らしてくれています



夢中・得意・努力


この3つのキーワードが当てはまるものを

探すのだ、と





私にとっては「保育」が

やっぱり合っていたのだなぁ…と

改めて思います


何でか分からんが

子どもが好きで好きでたまらない

次々に目の前の子どもに

必要なことが思いつく

そして、子どもと楽しめることを

日々探し続けることが苦だとは思わない



うちの息子たちにも

そんなものが見つかるといいな…と

いつも思っています








俵万智さんの

息子さんとのエピソードも面白く


「子どもの真っ直ぐな問いに答える」

というハッとさせられる章もあり


「愛の不時着」の話があったり

「光る君へ」の話があったり


ラップの話や

ホストの話もあり


意外とぶっちゃけてる話も多くて

(クソリプとか言っちゃう)

言葉の勉強をしながらも

楽しく読み終えてしまいます



まだ、読んでいない方はぜひ

読んでみてください!



子どもの真っ直ぐな問い

「賢い人って、どういう人?」

その素晴らしい答えは

140ページに書いてあります!