
読書
ワンダフル・ライフ
丸山正樹
立ち読みで思わず買ってしまった本
1週間に1度は、最寄りの本屋さんに行き
新刊の並びと、文庫の並びと、
新書の並び、漫画の並びに変わりはないか
見回りをしています
その中で、今回2列に並び
「読書メーター第1位」という
帯が目を引いたのがこの本でした
…パラっと開けてみると
やってられない。本当にやってられない。その言葉ばかりが頭の中で渦を巻く。何で自分がこんなことをしなけりゃならないのか。何で。何で自分ばかりが。何のために。誰のために。
文庫本の中ではこの3行を読んで
「あ、読みたい」と思いました。
私の中にも、
こういう思いが浮かんだ経験があったから。
それを言葉に出して
ここに書いてくれたから。
でも、読み始めてから分かりましたが、
ここでのお話は、
私の経験とは天と地ほどの差がある
とてつもない話だったのです…
あらすじ
ある日、事故で妻が重度の障害を負った。
自宅で介護を続ける夫は「妻のため」と言い聞かせるが…。
命とは、何ですか。
愛とは何ですか。
人間の尊厳とは何ですか。
4つの物語が問いかける!
障害を持つということ
この本は、そのことに
真正面から向き合い、
私たちに教えてくれる本です
重度の障害を負った妻は
介護をしてくれた夫に対して
決して「ありがとう」と言いませんでした
なんで「ありがとう」と言わなかったのか、
その理由が分かった時、
本当の愛とは何か、ということが
じんわりと分かってきます
ぜひ、読んでみて下さい
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