2021年 本屋大賞2位!!
お探し物は図書室まで
2023年3月に文庫化されました
買ったら、中に青山さんからの
メッセージカードが入っていました

小説は読んでいる間が、一種の夢をみているような時間。
夜寝ている間だけではなくて、私たちは小説を読むことで、起きている間も夢を見る事ができるので
あらすじ
ある図書館を訪れた、仕事や人生に行き詰まりを感じていた5人が、図書室の奥にいる、大きな体の女の司書さんに思いもよらない本を紹介され、自分を見つめ直していく物語。
グッときたポイント
30歳ニートの浩弥の章が、私は1番心にグーッと来ました。
就職もせずにぷらぷらしてる浩弥。
「好きなことを仕事にすることができる人なんて、百人にひとりもいないんじゃないですか」
そう言った浩弥に、司書さんは言うのです。
「百人につきひとり、と考えると、百分の一で、1パーセントだな」
「うん」
「でも、自分のやりたいことをやるのは自分なんだから、自分につきひとり。となれば、一分の一で、100パーセント」
ほう
そうきたか!司書さん!!
漫画好きの浩弥が、司書さんのタイピングをケンシロウみたいだなぁ〜と思いながら見てると、
「おまえは今、生きている」と一言。
「おまえはもう、死んでいる」じゃなかった(笑)
生きていれば、何でもできるじゃないですか。
司書さん、とてもステキです
こんな人におすすめ
これからの人生、どうしようと迷っている人
そんな時、本を読んでたなぁ、という人
図書館が好きな人
サラッとハッピーな本が読みたい人
5つの話に分かれているので、
じっくり本を読む時間の取れない人でも
大丈夫ですよ
WISH LIST また、達成できますように〜